あなたの節約度をチェック!「バーゲンで半額なら絶対に買い!」は正しい?

#くらし   
こんな光景に「おトクだわ~」と惑わされてない?


買い物のシーンは、私たちの脳にカン違いさせる仕掛けがいっぱい。販売する側もそれを上手に利用しています。例えば、こんなカン違いしていませんか?

 

【バーゲンで半額なら絶対に買い!】


●「半額」に惑わされ、いくら払うのかは二の次に

「私たちは最初に見た数字に影響を受けます。3万円の服に半額の値札がついていれば、無条件に安いと思ってしまうんです」(大江さん)。すると、こんなに安いなら買わなきゃ、と脳がカン違い。最初から1万5000円の値札だったら、それでも安いと思いましたか?



最初に見た値段に錯覚させられているだけ。値引き後の金額を払う価値あり?と考えて

 

【「より取り3品で1割引き」なら、3品買うべき】


●割引に引かれて、不要なものまで買ってない?

「セット売りでトクするのはお店のほう。買うつもりがなかったものまで、割引という餌におびき寄せられて買ってしまうのですから」(やす子さん)。本来欲しくなかったものにお金を出してはいけませんよね。それで物が増えるというのも本末転倒です。



3品とも本当に必要かを冷静にジャッジ。トクする金額と払う金額を比べてみよう

おトクに買い物しているつもりが、実はムダづかいしていることも。これからは冷静にチェックすることが大切ですね。

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Information

教えてくれたのは:大江英樹さん
経済コラムニスト。人はなぜか損につながる判断をしてしまうという「行動経済学」をテーマにした著書多数。著書に『教科書にないお金の増やし方・守り方』(大和書房)など。

教えてくれたのは:激★やす子さん
節約愛好家。雑誌編集者としての経験を生かして貯蓄や節約のアドバイスを行なう。著書に『「3足1000円」の靴下を買う人は一生お金が貯まらない』(松崎のり子名義・講談社)など。

イラスト=伊藤美樹 編集協力=松崎のり子


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