あ、おトクかも!?にご用心! 脳が間違ってしまう“カン違いあるある”

#くらし   
使わないと損!と思わせるワナにご用心


おトクだと思ったのに、実は損していた……そんなワナは日常にたくさん!「脳がカン違いする場面は生活の中にたくさんあります」と経済コラムニストの大江秀樹さん。これはおトク、これなら損しないはずとつい思い込んで、あなたの脳が間違った判断をしてしまうパターンを知っておきましょう。節約愛好家の激★やす子さんのアドバイスも!

 

【「5人に1人がやせたダイエット」って効きそう!】


●逆にいうと「5人に4人はやせなかった」ってこと

【画像を見る】それって4人は失敗したということでは…?


表現のしかたによって印象は大きく変わるもの。「5人に1人がやせた」ということは「5人に4人は効果なし」という意味でもあります。後者の表現なら全く印象が逆に。「計算上はやせた人は20%。そういいかえるとあまり期待できないですよね」(大江さん)。

 

【次から割引になるというならショップカードを作ろう】


●トクする権利を持つと使わずにはいられない!

「“次回使える1ドリンク券”、“2000円以上買ったら10%割引クーポン”など、いったんトクする権利を受け取ってしまうと、使わないと損した気持ちになります。割引になるのにもったいないからとまた買い物してしまう。むやみにショップカードは作らないこと」(やす子さん)

なるほど、人間の心理っておもしろい! おトクそうな話の裏に隠されたワナを知った以上、引っかかっちゃダメですよ~。

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Information

教えてくれたのは:大江英樹さん
経済コラムニスト。人はなぜか損につながる判断をしてしまうという「行動経済学」をテーマにした著書多数。著書に『教科書にないお金の増やし方・守り方』(大和書房)など。

教えてくれたのは:激★やす子さん
節約愛好家。雑誌編集者としての経験を生かして貯蓄や節約のアドバイスを行なう。著書に『「3足1000円」の靴下を買う人は一生お金が貯まらない』(松崎のり子名義・講談社)など。

イラスト=伊藤美樹 編集協力=松崎のり子


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