愛猫の安全のために「ガラーン」空間を徹底した仕事部屋

愛猫の安全のために「ガラーン」空間を徹底

リビングに何も置かないための家族ルールは「私物持ち寄り」制度!?
『なんにもない部屋の暮らしかた』8話【全9話】


自分の持ちモノを何度もふるいにかけ、極限までモノを減らした生活を送るゆるりまいさん。何もないガラーンとした空間が大好きなので、引っ越したばかり?と驚かれるほど、リビングやキッチンにはモノがないそう。

掃除も超ラクで愛猫たちにも安全な、ゆるりさんのこだわりが詰まった家ですが、一緒に暮らす家族とはどう折り合いをつけているのでしょうか。

モノが溢れる汚家(おうち)時代の教訓も活かした、ゆるりさん流のなんにもない部屋の作り方をご紹介します。

※本記事はゆるりまい著の書籍『なんにもない部屋の暮らしかた』から一部抜粋・編集しました。

※記事上の画像はイメージ画像です。


【仕事部屋】大切な家族を守る&集中カキープ仕様

我が家で一番好き勝手できる場所、それは私の仕事部屋。何を捨てても誰にも怒られず、迷惑もかけず、思い通りにできる私のパラダイスなのであります。だから家族のことはまったく気にしないでOK!と思ったら大間違い。この部屋は大事な家族の一員である、猫が頻繁に出入りする場所です。しかもおもちゃになる紙、文具が盛りだくさん。自分のためにも、猫の安全のためにも、片っ端から片付けて「がらーん」とした状態にしなくてはいけません。

もうひとつ「がらーん」にする大切な理由、それは「集中力を保たせるため」です。私の仕事環境は自宅ゆえに誘惑が多い状態です。そこで仕事前に掃除することで、オン・オフのスイッチを切り替えることにしたのです。さらに「視界に余計な物を入れない」というルールを作りました。

仕事机の上にあるのはパソコンとデスクライトのみ。必要な道具類は、机の横のベンチ型収納に全て入れています。プリンターなんかも使う時だけ「よっこらしょ」と取り出すという、非常に面倒な事に。しかしここまでしないと、私の集中力はすぐに途切れてしまうのです。このルールのおかげで、机の上はいつでも広々。物をなくす事も少なく、必要な物をすぐ取り出す事ができるので、仕事の効率は良くなったと思います。

私が仕事部屋に缶詰になっている時は、自然と家族が集まってきます。忙しい時限定ですが、憩いの場がリビングから仕事部屋に移る事もしばしば。その際、家族はベンチ型収納に座ってもらいます(椅子には猫のくるりが寝ているので…)。夫はそこで本を読んだり、ゲームをしたり。なかなか2 人の時間が取れない時は、そうやって静かに一緒に過ごすのです。母も今日の出来事などを、仕事部屋に話しに来ます。ついでに猫と遊んで帰っていきます。いや、もしかしたら私との会話がついでなのかもしれません。

仕事机の上にあるのはパソコンとデスクライトのみ


著=ゆるりまい/『なんにもない部屋の暮らしかた』

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