鉄道会社社員からWebライターに。スキルゼロでも活躍できるために必要な4つのこと

「スキルがないと在宅ワークができない」は間違い?在宅ワークの現場でリアルに求められるスキルとは

仕事と育児の両立に悩む子育て世代に人気の在宅ワーク。ただ自分にはスキルも特技もないから無理だと諦めている方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は鉄道会社社員からフリーランスWebライターに転身した河村夢美さん(@_ymm.life)にお話をうかがいました。

河村さんは勉強を始めて1ヶ月後には、仕事を獲得するための営業を始めました。初めは仕事が獲得できるか、獲得しても自分に本当にできるのか不安だったそうです。しかし社会人としてのマナーが気持ちよく仕事をするために必要なスキルだと気付いてからは、少しずつ自信を持って仕事ができるようになったそうです。

今回の記事では、社会人としてのマナーが立派なスキルである理由を詳しく解説してくれました。

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こんにちは!河村夢美です。現在未就学児3人の子育てをしながら、在宅ワークをしています。職業はWebライターです。

出産前は鉄道会社に勤めていましたが、育児休職をきっかけに働き方を見直しました。昨年末に退職し、今年の2月からWebライターとして活動しています。

現在の活動歴は5ヶ月。Webライターとしての経験はまだ浅いですが、今月はご依頼をすでに4件いただき仕事に打ち込む日々を送っています。

完全未経験の私が仕事をするのに大きく役立ったのは、実はライティングスキルではなく「社会人としてのマナー」でした。今回は完全未経験の私が仕事をするうえで、特に役立った社会人としてのマナーを紹介します。

納期を守れる

Webライターの仕事は会社と同じように、必ず「納期」があります。私はこの納期を必ず守っています。納期に遅れてしまうと発注主の予定が狂い、迷惑をかけてしまうからです。

私は仕事を受ける際は、「◯月◯日◯時までに提出します!」と必ず伝えるようにしています。この時気をつけているのは納期前日までの日付と時間で指定することです。そうすると自然と納期までに余裕があるスケジュールを組めるからです。余裕のあるスケジュールが組めれば、子供の急な発熱などでスケジュールが崩れても納期に間に合わせられます。たったそれだけのことですが、発注主に「細かくスケジュールを伝えてくれて助かる」と喜んでもらえたこともありました。

発注主からの連絡は後回しにせず返信する

発注主からの連絡は後回しにせず、遅くても半日以内には返信しています。連絡が遅れてしまうと発注主の仕事が進まなくなり、迷惑をかけてしまうからです。

もちろん家事と育児で忙しくて、返信の時間をとれないときもあります。その時は「◯時以降に確認してお返事します」と返信するようにしています。

スピーディーに返信するのは当たり前のことかもしれません。しかし、それだけで発注主のスケジュールを崩さないことに貢献できます。ライティングスキルに自信がなくても、返信の早さのように、コミュニケーションの仕方で発注主に貢献できることはあります。常に貢献できることがないか、意識するのがおすすめです。


不明点はまずは自分で調べる

新入社員の頃「まずは調べてから質問して」と先輩社員から言われた経験はありませんか?私もまずは自分で調べるようにしています。それでもわからなかった部分を発注主に質問しています。質問に答えてもらうということは、クライアントに貴重な時間を使ってもらうことを意味するからです。

たとえば執筆に使うGoogleドキュメントの操作方法です。Webライターの仕事を始めたばかりの時は、依頼のたびにわからない操作が出てきて困りました。しかしネットで調べたらすぐにわかることばかりだったので、発注主に質問することなく対応しました。

そもそもWebライターの仕事は丁寧なマニュアルがある場合がほとんど。不明点があったらまずはマニュアルを確認すれば、解決できることも多いです。

また質問する時は「〇〇という方法を試したけどできなかった」「〇〇という解釈で合っていますか?」と必ず自分で調べた形跡を見せて質問するのもおすすめです。

同じミスをしないために対策をする

同じミスをしないために対策をする

どんなに気をつけていてもミスしてしまう時はあります。たくさんの修正依頼がきて、自分の力不足に落ち込むこともあります。でもミスした後が重要です。同じミスをしないように、必ずミスしたことと対策をノートにまとめています。

たとえば「この言い回しは避けてほしい」と言われたらすぐにノートにメモし、代わりの言い回しを一緒に書いておきます。そして次回同じ仕事をする時は、マニュアルとノートのメモをダブルチェックをして、同じミスがない状態で納品するのです。

在宅ワークは直接クライアントと顔を合わせるわけではないので、信頼関係を作るのは普段のメールでのコミュニケーションと納品物の質しかありません。少しでもお互いに気持ちよく仕事できるように、安心して任せられると思えるような姿勢を見せています。


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河村さんは未経験の状態から在宅ワークに挑戦されたそうです。納期を守ったり、返信をこまめにしたり、社会人としてのマナーを徹底する姿勢が発注主に喜ばれているようですね。

スキルがないと悩んでいる方も、社会人としてのマナーが身についている方は多いのではないでしょうか。在宅ワークに挑戦したいけれど、なかなか一歩を踏み出せない方は、社会人としてのマナーを活かして挑戦してみてくださいね。



▶プロフィール
河村夢美
フリーランスWebライター。双子と2歳児の母。働き方に悩み、育休中に鉄道会社を退職。現在は2歳児の自宅保育と在宅ワークをしながら、働き方に悩む子育て世代に向けて在宅ワークをかなえる方法やリアルな体験談を発信中。


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文=YY

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フリーランスWebライター。双子と2歳児の母。働き方に悩み、育休中に鉄道会社を退職。現在は2歳児の自宅保育と在宅ワークをしながら、働き方に悩む子育て世代に向けて在宅ワークをかなえる方法やリアルな体験談を発信中。



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