実際のアンケート結果から見えた職種分布は?
『あなたの在宅ワークの職種は?』と質問したところ、「Webライター」「オンライン秘書」「SNS運用代行」「Webデザイナー」の順に多い結果に。
アンケート結果の割合が合計100%を超えていることから、複数の職を兼業している人が多いことが分かります。得意ジャンルをかけ合わせて働けるのも、在宅フリーランスの魅力のひとつですね。
また、『在宅ワークを始めるときに、困ったこと・悩んだことは?』という質問では、「在宅ワークで本当に稼げるのか?」という不安が最多でした。約半数の人が、在宅ワークを始めるときに職種についても悩んでいたようです。
このアンケート結果を踏まえ、子育て世代に人気の3職種「Webライター」「オンライン秘書」「SNS運用代行」で月3万円稼ぐロードマップをご紹介します。
Webライター
ひとつめはWebライター。Webライターとは、レタスクラブWEBをはじめとするWebメディア上に掲載する記事を執筆する職種です。
報酬は、1文字当たり〇円という ”文字単価制” や1記事あたり〇円といった “記事単価制” で支払われるのが一般的。月3万円の収入を得るには、文字単価1円なら、5,000字の原稿を6本執筆するイメージです。
初心者向けの案件も多く、初期費用をかけずに始めやすいのも人気の理由。でもその分ライバルも多く、初めはなかなか受注につながらないかもしれません。それでも基礎をしっかり身につけ、質の高い記事を納品すれば、徐々に文字単価アップも見込めますよ!
オンライン秘書
オンライン秘書も、始めやすいお仕事のひとつ。法人や個人事業主のお客さまの、事務作業やバックオフィス業務を請け負います。
業務内容は幅広く「スケジュール管理」や「議事録取り」など、こんなことも? という意外な経験が役立つ場合も! 誰かをサポートしたい、という方に向いているお仕事です。
報酬の形態も業務内容によって異なりますが、時給制や月額固定報酬で契約している方をよく見かけます。私も在宅ワークをはじめて2か月目のとき、月額5万円で個人事業主のお客さまの秘書をしていました。
どちらの報酬形態にしても、信頼関係を築かないと契約にはいたりません。まずは目の前の仕事に全力で取り組むことで、多くの仕事を任せてもらえるようになりますよ。
SNS運用代行
SNS運用代行も、近年需要が高まっています。業務の難易度はさまざまで、原稿づくり、投稿の代行、分析などを行います。私の周りにも、Instagramの運用代行をしている方が複数いらっしゃいます。
案件によっては、デザイン力やライティング力、マーケティング力など幅広いスキルが求められ、むずかしく感じるかもしれません。ですがその分成長できますし、SNS運用代行で身につけたスキルは他のお仕事でも活かせます。
Instagramに投稿する画像デザインなら、1投稿1,000円×30投稿で3万円くらいが相場なイメージです。まずは画像制作からはじめて徐々に他の作業も任せていただけると、収入も安定しやすいでしょう。
それぞれの相場感のめやすを紹介しましたが、なによりも大事なのは「自分でやってみる」こと!
もし「これをやりたい」というお仕事が見つからなければ、まずはできそうなものを実際にやってみる。その中から、自分に合う仕事を見つけてみよう! という気持ちでチャレンジするのもおすすめですよ。
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おこめさん、ありがとうございました。実際に人気の職種や、具体的な稼ぎ方が分かれば、自分が働くイメージもしやすいですね。
おこめさんのコミュニティで活躍する先輩ワーカーさんたちも、未経験から挑戦して活躍している人が多いそうです。まずは少しずつはじめて、自分に合ったお仕事を見つけてくださいね。
▶プロフィール
おこめ
「子ども時間を大切にする働き方」をテーマに在宅ワークのコツを発信している、2歳女の子のママ。約300名の在宅ワークを目指すママが集うコミュニティ「ウィズママ」を主宰。
文=YY