「どうせ分かってもらえない…」頭痛が引き起こす夫婦間のすれ違いとは?【2000人アンケート】

「どうせ分かってもらえない…」頭痛が引き起こす悲しいすれ違いとは?【2000人アンケート】

「なんだか頭が重い」
「頭が痛くて朝起きるのがつらい」
「風邪というわけではないけど、頭痛がひどい」

そんな慢性的な頭痛に悩まされている「頭痛もち」は、日本全国で約 4000 万人(※1)、日本人口の約3人に1人と言われています。

「頭痛もち」とは、検査をしても頭痛を引き起こす病気が見つからないのに、慢性的な頭痛に悩まされている人。患者数の多さから国民病とも言われています。
※1:一般社団法人日本頭痛学会「慢性頭痛の診療ガイドライン2013」より

「頭痛が引き起こすパートナー間のすれ違い」というテーマで実態調査を行ったのは、解熱鎮痛薬などでおなじみの大正製薬株式会社。
インターネットでアンケートを行った結果、頭痛が原因でパートナー間のコミュニケーションギャップが起きてしまっていることが明らかになりました。

【画像を見る】夫婦間のすれ違い!?「頭痛」に関する興味深いアンケート結果
頭痛もちに関する夫婦の実態調査

梅雨の時期に注意したい「頭痛もちのジレンマ」に関する興味深いアンケート結果、最後までご覧ください!
(2024/3/23~2024/3/26インターネット調査実施、調査対象:全国の 20代~60代の既婚男女計2000人、調査対象のうち頭痛もち1000人、非頭痛もち1000人)

頭痛の原因、第1位は天候の変化

あなたは普段どのような場面で頭痛に悩まされますか

まずは頭痛の痛みやつらさに悩むかたは、どんなときに頭痛が引き起こされていると感じているのでしょうか?その原因を見ていきましょう。
第1位は「天候の変化(66.3%)」で、次に「睡眠不足(53.5%)」、「ストレス(51.7%)」と続きました。気圧や温度変化の大きい梅雨前の今がまさに一番大変な時期という方も多いようです。

また男女別に回答を見ると、どちらも最大の原因は「天候の変化」。
しかし「天候の変化」が一番だと答えた人は、男性が58.6%に対して女性は74.0%と大きな差がありました。女性の方が天候の影響を受けていると感じる傾向にあるようですね。

頭痛の対処法は頭痛薬?それとも我慢?

あなたは頭痛に悩まされたときにどのような方法で対処しますか

次に「頭痛でつらいときどのような対処をしているのか」という質問に対し、77.6%が「頭痛薬を飲む」と回答。
他に「横になる・眠る(42.5%)」、「痛みに耐える・我慢する(34.7%)」、「ストレッチやマッサージをする(19.0%)」、「頭部を冷やす・温める(13.5%)」とさまざまな対処法の回答がありましたが、約3人に1人(34.7%)は頭痛に耐えるしかないと感じ、我慢している、とのこと。
頭痛はそのつらさが目に見えないので周りの人も気づきにくいもの。頭痛もちのかたは、我慢せずパートナーに伝えることで、そのつらさが和らぐかもしれません。

パートナー間の気持ちのギャップが明らかに!

あなたは配偶者やパートナーが頭痛のときに、痛みやつらさについて理解したいと思いますか

ところで、あなたのパートナーが頭痛でつらそうにしていたら、あなたはどうしますか?
頭痛もちではない人の79.7%が、パートナーの頭痛のつらさを「理解したい」と回答。

その一方で、頭痛もちの約半数47.3%がパートナーに頭痛のつらさを「共有しない」と回答しました。

頭痛もちの声の中には、「共有したところでわかってもらえない」、「共有しても痛み自体が和らぐわけではない」、「心配をかけたくない」という声があったそうです。
とくに、「わかってもらえない」というコメントが多く寄せられたとのこと。

一方、パートナーの頭痛を理解したいという人の声には、「痛みは分からないかもしれないが、つらさは理解できると思う」、「助けられることがあるかも知れない」、「体調に配慮したいから」など、パートナーに寄り添いたいという声が多数寄せられたそうです。

結婚歴が長くなるとパートナーの不調に気付きにくい?

あなたは配偶者はパートナーが頭痛に悩まされている場面に気づくことがありますか

頭痛のつらさを共有するには、まずはパートナーが頭痛に悩んでいることを知るところから。
しかし「長年連れ添ったパートナーならわざわざ言葉にしなくても通じあえる」…なんてことはないようです。

「パートナーが頭痛に悩まされている場面に気づくことがありますか?」という質問に対し、結婚歴2年未満では55.0%が「言われなくても気づく」と回答。一方、結婚歴20年以上で「言われなくても気づく」と回答したのは38.6%で、その差は16.4%!

結婚当初はパートナーの不調に気付けていたのに、長年一緒に暮らしているうちに変化に鈍感になってしまうのでしょうか。パ―トナーがつらそうにしていたら「体調悪そうだけど大丈夫?」と声をかけられるような関係性でいたいですね。

たとえ痛みが和らがなくとも

はっきりとした原因のない頭痛。「どうせ分かってもらえない」と、パートナーにつらさを共有できていない人が多い、ということがアンケート結果から見えてきました。
その一方で、パートナー側は相手のつらさに寄り添いたいと思っている、というすれ違いが起きていることが明らかに。

でも実際に頭痛がつらくなってから、パートナーに言うのが難しいという方も多いのではないでしょうか。
そんな方は頭痛が起きていない時にパートナーに悩みを打ち明ける、頭痛でつらい時はメッセージアプリでつらいことを伝える合図を決めておく、などの工夫もできるかもしれません。

パートナーと共有することで、たとえ痛みが和らがなくとも身体的・精神的に楽になることもあるはず。1人で抱え込まないようにしたいですね。

文=かばたあきこ

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