「流行色」はじつは1年半前に決定している!決めているのは誰?/子どもに話したい雑学(31)

今年の「流行色」は?じつは1年半前から決まっていた!

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『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』31話【全56話】


「子どもの好奇心を高めたい」
「わが子に尊敬されたい!」
「日々のコミュニケーションの中でいろんなことを教えてあげたい」

そんな時に役立つのが、教養系雑学。親から子へ、この世の中をより深く知るための知識や知恵を日々のコミュニケーションを通じて伝えていくのは、昔も今も変わらず、大事なことです。
学校では教わらない“タメになるうんちく”を、子どもとの会話の中でさりげなく話してみましょう。コミュニケーションをとる際に必要な「教養」になるとともに、きっと子ども自身の「好奇心」をも刺激するはずです!

※本記事は多湖 輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。


「流行色」は1年半前に決定している!

「この秋の流行色は○色で……」などとマスコミが報道しているのを見たことがないだろうか。その流行色に沿って、いくつかのファッションブランドが、同じような色の服を新作として売り出すこともある。

この流行色は、自然に生まれたものではない。じつは、流行色を決めるある団体によって、1年半も前に発表されているのだ。

流行色を決めているのは、昭和38年(1963)に発足したインターカラー(国際流行色委員会)という国際的な団体。各シーズンのおよそ2年前に春夏カラー、秋冬カラーを選定し、トレンドとして発表する。当初は女性ウエアの流行色だけだったが、のちには男性ウエアの流行色も選定するようになった。

インターカラーには平成28年(2016)3月現在、15カ国の代表機関が加盟している。

日本では、設立当初から「日本流行色協会(JAFCA)」がインターカラーに参加しており、国内向けとしてはファッション、家電、インテリア、自動車など、広い分野にわたる流行色を選定している。

1年半も前に発表された流行色が、ほんとうに流行するのかと首をかしげる向きもあるだろう。確かに、インターカラーの発表とは別の色が流行することもあるそうだが、メーカーにとっては商品作りの方向づけができるなどのメリットがあるという。

監修=多湖 輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』

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