真ん中だけが長いのはなぜ?ワイシャツの裾の不思議な形には理由があった!/子どもに話したい雑学(37)

ペロンと長いワイシャツの裾

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『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』37話【全56話】


「子どもの好奇心を高めたい」
「わが子に尊敬されたい!」
「日々のコミュニケーションの中でいろんなことを教えてあげたい」

そんな時に役立つのが、教養系雑学。親から子へ、この世の中をより深く知るための知識や知恵を日々のコミュニケーションを通じて伝えていくのは、昔も今も変わらず、大事なことです。
学校では教わらない“タメになるうんちく”を、子どもとの会話の中でさりげなく話してみましょう。コミュニケーションをとる際に必要な「教養」になるとともに、きっと子ども自身の「好奇心」をも刺激するはずです!

※本記事は多湖 輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。


ワイシャツの裾の前後が長い理由

ワイシャツの裾は前後とも真ん中だけがペロンと長い。どんなにスーツ姿が素敵でも、あの格好になった途端に間が抜けて見えるので困ってしまう。ワイシャツの裾の不思議な形は、裾がパンツを兼ねていた頃の名残だ。

シャツは上着の下に着るものなので、昔はワイシャツも下着として扱われていた。パンツをはく習慣がなかった当時の人は、ワイシャツの長い裾の前後をボタンでとめて、大事な部分を保護していたのである。

ブリーフやトランクスがようやく普及したのは、1930年代になってから。日本にはふんどしという立派な下着があったが、それまで欧米の男性はノーパンだったのだ。

現代ではブリーフやトランクスをはかない人はいないので、ワイシャツの裾の長い部分はまったく必要ないが、あの形はなぜかそのまま。同じく下着だったTシャツやポロシャツの裾がすっきりと水平なのに、ワイシャツだけあの形というのも謎だ。

しかし考えてみると、ワイシャツが下着を兼ねるというのは、現代ではなかなか経済的かもしれない。洗濯物が1枚減るのだから。

監修=多湖 輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』

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