脱! 汚部屋テク 「人別」「用途別」にぶち込むだけ」
収納方法で大事なのは、「一目で何が入っているかがわかるか」「できる限りワンアクションで出し入れできるか」です。
とはいえ正直な話、よく使うものだけに絞ってしまえば、収納テクニックなんてぶっちゃけ必要ありません。決まった住所に入れるだけの簡単収納ですが、我が家では使うものによって、「人別収納」「用途別収納」に分け、そこにぶち込む、を基本にしています。
人別収納
我が家の人別収納の代表例が、子どもたちの学用品。スタッキングシェルフをロッカーのようにして、教科書やランドセルもここに置きます。それぞれの棚の上には、長男用、次男用、長女用、三男用の掲示板を吊り下げ、大事なお便りや時間割、給食表などはここに貼って各人が確認できるようにしてあります。
学校や幼稚園・保育園関連はここで完結するように、子どもたちの使いやすさを優先しています。
人別にしている子どもたちの収納エリア。左の1列は長男、隣は次男。ランドセル置き場は自分たちのロッカーの上。
用途別収納
用途別収納は、基本的に家族みんなが共有で使うものが対象です。同じシーンで使うものは同じスペースにまとめておくと、使う時にとても便利なんです!
例えば、家族みんなが毎日使う筆記用具と鉛筆削りは同じエリアに、スマホやパソコンは収納しながら充電ができるように充電ステーションを作りました。
ダイニングテーブルで使うものを集めたキッチンカウンター下の棚は、さらに用途別にゾーンニングして収納しています。
1 プリンターとA4用紙
2 仕事関連資料
3 家計簿セット
4 文具セット
ぶち込む戦法とは
全部の場所を採寸して、「ここにきっちり収まるように」と収納方法を考えるのは楽しい作業ですが、時間がかかるし、一番大変な作業でもあります。
きれいな家には憧れるけれど、ズボラでせっかちな私にそれは無理〜。そうやってたどり着いたのが、決まった収納に入れるだけの「ぶち込む戦法」です。子どもたちのおもちゃは、箱の中にポイッ。乾燥機をかけた後の下着類や幼稚園、保育園グッズも、畳まずに収納スペースにポイッ。
キッチンの棚に収納した幼稚園で使うランチョンマット(手前)やふきん(奥)は、洗ったらそのままボックスにぶち込むだけ。
<ぶち込む戦法>
◆人別収納
場所・物:子どもの学用品、クローゼットなど。使う人が限られ、かつ、同じ場所にまとめた方がいいもの
使う人の使い勝手が良い、無駄な動線がない
◆用途別収納
場所・物:文房具、日用品、家計簿セットなど使う用途ごとにまとめておいた方が便利なもの
1か所に関連グッズをすべて集約して効率的に
【著者プロフィール】
なごみー
3男1女、4児の母。整理収納アドバイザー1級。
たのしい節約生活、暮らしの工夫をInstagramで発信中。元借金あり、汚部屋で暮らすポンコツ主婦から一念発起して、子供たちの教育費4000万円を貯めることを目標に、家庭内のすべてを見直したことで、何もかもがうまく回るように。ハードルは低く、かつ効果抜群なお金が貯まる・暮らしが回る生活のテクニックがメディアで話題に。
著=なごみー/『ポンコツ4児母ちゃん、家を片付けたら1000万円貯まった!』