きほんのつくり方をおぼえよう! ふわふわ「牛乳生地」のつくり方
ざいりょう(小さい容器または大きい容器1こ分)
●こなるい
【小さい容器のばあい】
きょうりきこ…100g
さとう…7g
塩…1g(小さじ1/6)
【大きい容器のばあい】
きょうりきこ…200g
さとう…14g
塩…2g(小さじ1/3)
●しこみ水
【小さい容器のばあい】
牛乳(または豆乳)…50g
水…15g
ドライイースト…2g(小さじ1/2)
【大きい容器のばあい】
牛乳(または豆乳)…100g
水…30g
ドライイースト…4g(小さじ1)
●油
【小さい容器のばあい】
バター…5g
【大きい容器のばあい】
バター…10g
つくり方
1.牛乳が入ったボウルに水をくわえて、イーストを全体にふり入れよう。
2.イーストがしずむのをまつよ。イーストが上にのこっているばあいは、ボウルをゆすってとかしてね。
3.きょうりきこが入ったポリぶくろにさとう、塩をくわえるよ。
4.ポリぶくろをふって、こなるいをまぜよう。
5.2のしこみ水を4のポリぶくろにくわえるよ。
6.ふくろの中にくうきを入れるようにしてふくらませたら、ふくろどめクリップでとめてね。
7.ポリぶくろを大きくふって、まぜあわせてね。
8.こなるいとしこみ水がまざると、生地がかたまってくるよ。
9.クリップをはずしてくうきをぬき、ふくろの上からもみこんでひとかたまりにしたら、バターをくわえよう。
10.ポリぶくろの口をおりたたむよ。
11.でんしレンジ600Wで20秒(大きい容器のばあい、バターがかたいままだったら+10秒)かねつしてね。
12.バターがやわらかくなったら、つぶしながら、ふくろの上からもみこむよ。
13.ふくろをあけて生地をチェックし、バターがなじんでいたらOK。
14.生地をポリぶくろのはしによせて、しかくにととのえるよ。
15.ふくろをしかくにおりたたんでね。
16.生地を小さい容器(容量380mlくらい)または大きい容器(容量800mlくらい)に入れるよ。
17.ふたをして、れいぞうこに8時間くらいおき、1.5~2倍の大きさにふくらむまではっこうさせてね。
18.いそぐときは17のかわりに、でんしレンジ600Wで20秒かねつし、そのまま20分おけば、はやくはっこうするよ。
しょくパン
ざいりょう(パウンドがた1だい分)
●パン生地
牛乳生地...大きい容器全量
●その他
こめ油、牛乳...各てき量
☆パウンドがた(18×8×たかさ6cm)、ハケをよういしてね!
つくり方
1.ポリぶくろを切ってひらき、パン生地をとり出すよ。
2.パン生地がベタベタするときは、きょうりきこをふってね。
3.カードでパン生地を3とう分に切ってね。
4.ポリぶくろをかぶせて、手かめんぼうで12cmのながさにのばそう。
5.たてながになるよ。
6.むこうがわのパン生地1/3をくらい、うちがわにおるよ。
7.てまえのパン生地を6でおった部分にかさなるようにおるよ(パウンドがたのはばと同じくらいに)。
8.3つとも同じようにせいけいしてね。
9.むきをかえて、たてながにしよう。
10.パン生地をてまえからくるくるとまくよ。
11.3つとも同じようにまいたら、まきおわりをゆびでつまんでとじてね。
12.パウンドがたに、こめ油をうすくぬるよ。
13.11のパン生地をとじ目を下にして12に入れよう。
14.パン生地がそこにつくように、しっかり入れてね。
15.ポリぶくろをかぶせよう。
16.パン生地がかたから2~3cm出るまでそのままおいてね(オーブンではっこうさせるなら40度で40分)。
17.ポリぶくろをはずして、牛乳をハケでぬろう。
18.180度によねつしたオーブンで30分やき、かたからとり出してね。
親子でつくるときは
・パン作りの全工程を子どもだけにまかせず、必要に応じてサポートしてください。特にオーブンや火の取り扱いには十分注意してください。
・最初は「生地作りだけ」「成形だけ」など、一部分の工程をまかせるようにし、徐々にやれることを増やしてあげるとよいでしょう。まかせた工程についてはあまり口出しせず、自由にやらせてあげてください。
・強力粉や薄力粉は、一般的にスーパーで売られている外国産小麦のものを使用しています。国産小麦の粉を使った場合は小麦の風味が強いパンに仕上がりますが、ふっくらとしたボリュームは出にくくなります。
・ドライイーストは、予備発酵なしですぐに使えるインスタントタイプを使用しています。
・水は水道水を浄化したものを使用しています。バターは加塩でも食塩不使用のものでも、どちらでも大丈夫です。ココアパウダーは砂糖の入っていない純ココアを使用しています。
・室温は20~25度、冷蔵庫内の温度は7度を想定しています。成形後に発酵させるときは、オーブンの発酵機能を40度に設定しています。パンは湿度や季節によって発酵のスピードなどが異なるため、様子を見ながら発酵時間を調節してください。
・焼き時間はお使いのオーブンやオーブントースターによって異なりますので、様子を見ながら調節してください。また、オーブンはあらかじめ指定の温度に予熱してから焼くようにしてください。オーブントースターは火元が近いため、焦げそうであれば途中でアルミホイルをかぶせてください。
著・料理=吉永麻衣子、原作=柴田ケイコ/『パンどろぼうのせかいいちかんたん子どもとつくるパンレシピ』