ちくわパン
ツナマヨ入りのちくわでボリューム満点
絵本の何ページに出てくるパン?
登場:パンどろぼう P.27
材料(6個分)
●パン生地
基本生地…全量(作り方は下記参照)
●その他
ちくわ…6本
ツナ缶…70g(マヨネーズ大さじ1を混ぜる)
溶き卵…適量
作り方
1 台とパン生地に打ち粉(強力粉/分量外)をふり、生地を容器から取り出し、カードで細長く6等分にする。
2 生地の切り口を指でつまんでとじたら、両手で左右に向かって転がしながら20~25cm長さにのばす。ちくわに切り込みを入れてツナを詰め、横にして中央に生地を引っ掛ける。
3 ちくわの左右それぞれに生地を巻きつけ、巻き始めと巻き終わりを生地の下に押し込む。残りの生地も同様に成形する。
4 オーブンならクッキングシート、オーブントースターならアルミホイルを敷いた天板に、巻き終わりを下にして並べ、乾燥しないようポリ袋をかぶせ、生地が1.5倍の大きさにふくらむまで発酵させる(オーブンの発酵機能を使った場合、40℃で約30分)。
5 生地に溶き卵をハケでぬり、180℃に予熱したオーブンで15分、または予熱なしのオーブントースター(1200W)で10分焼く。ケーキクーラーにのせて冷ます。
基本生地の作り方
ベタつきにくくこねやすい基本生地だから、パン作り初心者さんでも大丈夫!
これさえ覚えればいろいろなパンが作れます。
材料(生地約370g分)
A
・強力粉…200g
・砂糖…15g
・塩…3g
B
・牛乳…100g(室温にもどす)
・水…40g
・インスタントドライイースト…2g
C
・バター…10g(室温にもどす)
最初のうちは、材料を1つずつ量るとミスもなく安心。慣れてきたら、同じボウルで混ぜるものは直接量りながら入れても!
作り方
1 仕込み水と粉類をそれぞれ混ぜる
小さいボウルにBの牛乳と水を入れ、イーストを全体にふり入れ、沈むまで1~2分おく。その間に、大きいボウルにAを入れ、ゴムベラで混ぜる。
◆CHECK!
牛乳は冷蔵庫から出してしばらく室温におくか、電子レンジ(600W)で10秒温めてから使って(45℃以上になるとイーストの発酵力が弱まるので注意)。
2 イーストが溶けたら粉類に加える
イーストが沈んだら軽く混ぜて溶かし、大さじ1ほど残して大きいボウルの粉類に加える。
◆CHECK!
粉の種類によって吸水量が違うので、仕込み水は一度に全部入れずに少し残して。4のときに生地がかたいと感じたら足せばOK。
3 生地をゴムベラで混ぜる
底からゆっくりとゴムベラで混ぜる。粉っぽさがなくなったら、ゴムベラについた生地もこそげ取る。
4 生地を折ってグーパンチする
生地を向こう側から手前に半分に折り、グーパンチするようにしてこねる。もう片方の手でボウルを少しずつ回して角度を変え、生地がひとかたまりになるまでこれを繰り返す。
◆CHECK!
生地がかたければ、2で残しておいた仕込み水を加えて!
5 バターがなじむまで手でにぎる
生地にCのバターをのせる。手で生地をにぎるようにして、バターが見えなくなるまでしっかりなじませる。
◆CHECK!
バターがかたいと生地になじみにくくなります。冷蔵庫から出してしばらく室温におき、やわらかくしておいて。
6 角度を変えながらグーパンチする
4と同様にして、「生地を半分に折る」→「グーパンチする」→「ボウルを少しずつ回して角度を変える」を2~3分繰り返す。生地がベタベタしなくなったらこね上がり。
7 生地を丸める
外側の生地を底に集めるようにして表面をピンと張らせ、丸める。
◆CHECK!
まん丸にするか、縦長に丸めるか、保存容器の形に合わせましょう。
8 油をぬった容器に入れる
保存容器(容量800mlくらいのもの)とフタの内側に薄くサラダ油(分量外)をぬり、生地を入れてフタをする。
9 冷蔵庫で8時間発酵させる
冷蔵庫に入れて8時間ほどおき、1.5~2倍にふくらむまで発酵させる。
◆CHECK!
8時間発酵させたら、それ以上は放置せずに使って。すぐに使わない場合は、いったん丸め直してふくらんだガスを抜き、再び冷蔵庫で保存を。
これが基本生地
食パンならパウンド型1台分、小さめのおやつパンなら6~8個(ピザパンなら5ピース)分が作れます。
冷蔵庫で5日保存できる!(1日1回、丸め直すこと)
著・料理=吉永麻衣子、原作=柴田ケイコ/『パンどろぼうのせかいいちおいしいパンレシピ』