知ってる?「名字」と「苗字」、いったいどっちが正解か/大人の最強雑学1500(4)

「名字」と「苗字」、いったいどっちが正解か?

日本語に「ら行」ではじまる言葉はなかった!?「ら行」のルーツはお隣の国にあり/大人の最強雑学1500(1)
『大人の最強雑学1500』4話【全54話】


普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!
そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね。そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず。ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。


「名字」と「苗字」、いったいどっちが正解か?


「佐藤」や「高橋」など、自分の姓にあたる部分を「名字」という。「苗字」とも書くが、本来の形は「名字」のほうだ。

「名字」とは、主にその人が住んでいる土地に関連して自ら名乗った正式な呼称である。ところが江戸時代になると、一般庶民は公の場所で名字の使用を禁じられたため、「子孫」を意味する「苗」を使った「苗字」という書き方が広まった。

その後、明治時代に戸籍が作られた際、「苗字」の表記が使われたため、こちらが正式という誤解が生じてしまったようだ。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

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