英米では「お兄ちゃん」「お姉ちゃん」と呼び合う習慣がない⁉/大人の最強雑学1500(38)

英語に「兄」や「弟」を表す単語が存在しない謎

日本語に「ら行」ではじまる言葉はなかった!?「ら行」のルーツはお隣の国にあり/大人の最強雑学1500(1)
『大人の最強雑学1500』38話【全54話】


普段何気なく使っていた言葉にはこんなルーツが!
そもそも、これってどう意味?

情報にあふれた今の世の中でも、意外と知らないことってありますよね。そんな日々の暮らしの中の「なぜ?」に答えてくれる雑学ウンチクを紹介します!幅広い雑学を知っておくと、日々の会話やちょっとした雑談にも役立つはず。ビジネスの場や家庭、お酒の席などで、思わず誰かに話したくなることでしょう。

※本記事は雑学総研著の書籍『大人の最強雑学1500』から一部抜粋・編集しました。


英語に「兄」や「弟」を表す単語が存在しない謎


日本語には、兄や弟、姉や妹など、出生順を表す単語が独立して存在するが、英語には兄弟を表す「ブラザー(brother)」と姉妹を表す「シスター(sister)」しかない。

兄や弟、先輩や後輩など、長幼の序列を重んじる日本の社会では、どちらの年齢が上か下かは重要だ。しかし、英米ではこうした考えが希薄で、兄弟姉妹が互いを「お兄ちゃん」などと呼び合う習慣もなく、他人に紹介する時もどちらが兄かを明らかにすることもない。

英語に兄や妹を表す単語がないのは、英米の日常会話では、特に必要がない限り、年齢の上下を説明することがないからだ。

著=雑学総研/『大人の最強雑学1500』

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