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「死んでゆくのは大変だなぁ」がんで亡くなった父が病床でこぼした本音/32歳で初期乳がん 全然受け入れてません(5)
『32歳で初期乳がん 全然受け入れてません』5回【全5回】
6年前に膵臓がんで父を亡くした私が、32歳で初期乳がんに…!?
フリーランス作家の水谷緑さんは、乳がんになった芸能人のニュースを見たことをきっかけに何気なく検査を受けたところ、まさかの乳がんが発覚! 幸い初期の乳がんだったものの、がんと判明するまでの2度にわたる精密検査の間は気が気ではなく、乳がんとわかってからも高額な治療費や将来の妊娠・出産への影響を考えると不安でいっぱいだったといいます。
がんと告知された著者の赤裸々な心情や治療の過程をつづった『32歳で初期乳がん 全然受け入れてません』を5回連載でお送りします。今回は第5回です。
※本記事は水谷 緑著の書籍『32歳で初期乳がん 全然受け入れてません』から一部抜粋・編集しました。
1年ぶりに受けた検診で「がんの疑いがある」と告げられた水谷さん。いつも通りの生活を送りながら2度の精密検査を受け、確定した診断は「初期乳がん」でした。医師に告知を受けたその日、水谷さんの頭に浮かんだのは6年前にすい臓がんで亡くなった父親のことでした…。
がんで亡くなった父
死がイメージできない
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