「過保護のカホコ」母親・泉の“問いかけ”に心打たれる視聴者続出!

#くらし   

9月13日、ドラマ「過保護のカホコ」(日本テレビ系)の最終回・第10話が放送され、感動で泣いてしまう人が続出。中でも、根本加穂子(高畑充希)の母親・泉(黒木瞳)の放った“ある台詞”に心を打たれた人が多いようです。

過保護な母親・泉の衝撃的な問いかけ


第10話ではいよいよカホコと麦野初(竹内涼真)が結婚式を挙げることに。しかし肝心な両親には未だ結婚の許しを貰えておらず、泉には9話で「どうしても初くんと結婚する気なら、親子の縁を切ってからにしてね」と言われるほど。

そこでカホコと初は、再び泉と正高(時任三郎)に許可を貰いにいったのですが、ここでの泉の言葉が“名台詞”だと話題になっています。まず泉はカホコに向かって「結婚したいなら縁を切ってからって言ったよね?」と切り出し、その後「カホコとママは一生縁なんか切れないの」と断言します。

その後初に「あなたはどう?」と話を向け、「結婚しても他の女に色目使う」「ピカソ超えるとか言ってるらしいけど、ピカソよりもたくさん“愛人”を持つってこと?」と集中砲火。これには視聴者から「ママさん怖い…」「初くんにひどいこと言わないで!」との声が上がりました。

しかし泉は初を攻撃したかったわけではなく、「私以上にカホコを幸せにする覚悟があるかどうか」を問いたかったとのこと。泉は「長くて辛い不妊治療の末、死ぬ思いでこの子を産んだの」「あなたは離婚したら他人になれるけど、私はカホコの人生に一生責任を負っていかなくちゃいけないの」と母親としての責任を吐露。そして初に「でもあなたはどうなの? あなたに何ができるの? あなたはせいぜい愛するだけでしょ?」と言い放ちました。

泉が突きつけた“せいぜい愛するだけでしょ?”という問いかけに心を打たれる視聴者が続出。SNSなどには「“せいぜい愛するだけ”ってすごい台詞… 母と子の縁って“愛”だけじゃ語れないんだな」「子どもを産み育てることへの責任を再確認させられました」「放送後も“せいぜい愛するだけ”って台詞がずっと頭に残ってて離れない」との声が相次いでいます。

“子離れ”できない母親の心境


同ドラマの最終回を見た母親世代からは「ママさんの気持ちが痛いほどわかる」「私も娘の結婚相手に辛くあたっちゃってたな… まるで自分を見ているようだ」といった共感の声も上がっていました。泉が放った台詞は、子どもを見送る母親の“本音”なのかもしれません。

今年6月に放送された「クローズアップ現代+」(NHK)では、子離れ出来ない母親たちの“卒母”が取り上げられたのですが、昨今の卒母には色々と難しい問題がある模様。現代では、バブル期を謳歌した親よりも子どもの経済力が低いケースが多く、心配するあまり親が過剰に干渉してしまうそうです。

“愛”だけでは幸せを掴み取ることができない現代社会。最終的にカホコは泉と和解して結婚したのですが、母親としては“最終回のその後”のことが気になりますよね。

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