食用油が値上がり!? いますぐできる「油節約術」教えます

揚げ物や炒め物など、毎日の料理でたくさん使う食用油。その食用油を製造している日清オイリオは、2017年10月から主力商品を値上げすることを発表しました。
4月に続いて2度めの値上げとなり、家庭用商品はこれまでより20円以上も値上がりするようです。なぜ、そこまで値上がりしたのでしょうか? その理由とともに、家庭でできる油の賢い節約方法をご紹介します。
原料の調達コストが痛手に
食用油の原料となる植物の代表格は、菜種や大豆です。日本では、おもに海外から輸入したものを利用しています。現在、それらの価格が上がっており、仕入れコストが増えてしまっているのです。
さらに、最近は円安傾向のため、円高のころより輸入品が高くなっています。これらの要因が重なった結果、原料の調達にかかる金額が増え、値上げに踏み切らざるをえなくなったのです。
「揚げる順番」を工夫すれば油を無駄なく使える!
値段が上がる以上、できるだけ油は節約して使いたいですよね。その方法のひとつが、「揚げ油を無駄にしない」ことです。通常、揚げ油は3~4回ほど繰り返して使えますが、揚げる食材の種類によっては、早く汚れてしまうこともあります。
それを避けるためには、まず油を汚しにくい野菜を揚げ、つぎに素材の成分が油に染み出しやすい肉類や魚介類、最後に衣が沈みやすいフライ類と、揚げる順番を工夫することがポイントです。
具体的には、野菜の素揚げ→野菜の天ぷら→魚介の天ぷら→フライ・カツ・コロッケ→唐揚げなど下味がついたもの、という順で揚げていくとよいでしょう。

また、揚げ油として繰り返し使ったあとは、炒め物に使うのがおすすめです。そのときに、オイルスプレーという霧吹きのような道具を使えば、少ない油でもフライパン全体に広げられます。このように、ちょっとした工夫で毎日使う食用油を節約し、上手にやりくりしていってくださいね。
【関連レシピ】チーズ入りボールメンチ
いつもと一味違うまんまるメンチ

<材料>(2人分)
合いびき肉…150g
プロセスチーズ…30g
玉ねぎ…1/4個
サラダ油…小さじ1
生パン粉…1/2カップ
卵…1/2個
ころも(小麦粉、溶き卵、生パン粉各適宜)
サラダ菜…適宜
トマト…適宜
揚げ油
・こしょう、塩
<作り方>
1.チーズは約2cm角に切る。玉ねぎはみじん切りにし、油でしんなりするまで炒め、粗熱をとってボウルに入れ、ひき肉、パン粉、卵、塩小さじ1/3、こしょう少々を加えてよく手で練る。
2.1のたねを4等分にし、チーズを中心に詰めてボール状にまとめる。小麦粉、卵、パン粉の順にころもをつける。
3.低温(150~160℃)の揚げ油で中まで火が通るようにじっくり6~7分揚げる。皿に盛り、サラダ菜、くし形切りにしたトマトを添える。
Information
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「「ノザキのコンビーフ(80g×6 個)」」
そのままでも調理してもおいしいから、ローリングストックに最適!
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細