血圧の改善にチョコレートを利用!? 医師が嗜好品を薦める斬新な“外来”が話題 画像(1/1) チョコレートのポリフェノールで血圧を改善

本来は味や匂い、刺激などを楽しむ“嗜好品”ですが、近年では様々な健康効果が話題になっています。中には“嗜好品外来”という斬新な外来を設立して、注目を集めている病院も。一体どのような嗜好品を患者に推奨しているのでしょうか。


■“嗜好品外来”っていったい何?

9月10日放送の「健康カプセル! ゲンキの時間」(TBS系)では、“嗜好品外来”を特集。 嗜好品外来とは、主に高血圧や動脈硬化の改善を目的に、医師が嗜好品を薦める専門の外来のこと。2015年、戸田中央総合病院に日本で初めて開設されました。

番組は戸田中央総合病院を訪れ、医学博士・椎名一紀を取材。「患者に嗜好品をすすめるというのはどういう事?」という質問に、椎名は「血圧が少し高めの方や、コレステロールが少し高めの方で、薬を飲むほどではないという方に生活習慣病の予防のため嗜好品を薦めている」と回答しています。

今回の放送では、お笑いコンビ「X-GUN」の2人が実際に嗜好品外来を受診しました。まずは問診票に生活習慣や普段よく食べる食材などを詳細に記入。その後“血液検査”や動脈の硬さなどを調べる“CAVI検査”を行い、血管年齢を算出します。また状態によっては“心電図”や“頸動脈エコー”、“脳のMRI”などの検査を行う事も。

これらの検査結果をもとに、患者にあったおススメの嗜好品を医師が見つけてくれます。まずボケ担当の西尾季隆ですが、残念ながら現在糖尿病で医師の治療を受けているため“適応外”という結果に。一方でツッコミのさがね正裕は血圧が高めということで、“チョコレート”を医師に推奨されていました。

しかし血圧を下げてくれるのは甘い“ミルクチョコレート”などではなく、カカオの含有量が高いチョコレート。チョコレートに含まれるポリフェノールが心臓や血管に良いそうです。

その他にも嗜好品外来では、クルミや緑茶、ワインといった嗜好品も患者に推奨。視聴者からは「病院には色んな外来があるんだな~」「カカオ含有量が高いチョコレートの摂取は是非試してみたい」との声が上がりました。


■嗜好品の健康効果に興味を持ったら医師に相談!

嗜好品と健康の関連は昨今注目を集めていますが、戸田中央総合病院の公式サイトには「テレビを中心とした様々なメディアで嗜好品を摂りさえすれば、さまざまな病気が良くなるがごとく過剰に報道され誤解を生んでいる現状があります」との文面が。また「嗜好品だけで病気が予防できるわけではなく通常の診療もあわせて行います」とも注釈されています。


嗜好品外来では患者に最適な嗜好品を推奨した後も定期的に検査を行い、効果が十分でない場合は他の嗜好品への変更も検討してくれるとのこと。同外来は健康保険の適用範囲内で診療を受けることができるので、興味を持った方は一度受診してみてはいかが?