ポテトチップスの品切れはもう起きない!? 国産じゃがいも大増産計画はじまる

昨年の夏から、じゃがいもは品薄状態が続いています。この状況を打開するべく、農水省も対策に乗り出しました。なぜ、こんなにじゃがいもの不足が長引いてしまったのでしょうか?
店頭からポテチが消えた!品薄の理由とは?
じゃがいもの不作は、2016年に北海道を襲った台風から始まりました。その影響は大きく、一度はスーパーからじゃがいもの山がなくなってしまったほど。2017年に入っても品薄が続いており、ポテトチップスが売り切れてしまう店舗もいまだにあるようです。
じゃがいもは、海外から輸入もしていますが、植物防疫法による厳しい基準もあり、全体の10%も満たせていません。また、輸入じゃがいもの多くは、フライドポテトや総菜に使われる冷凍もので、ポテトチップスに加工できる生鮮品はわずか3万トン程度しかありません。そのため、じゃがいも不足を外国産で補えず、品薄がこれほど長く続いているのです。
日本各地でじゃがいもが作られる?
この状況を受け、農水省はじゃがいもの作付け面積を広げるために、平成30年度に30億円の予算を要求しています。この予算を使い、新しい産地を整備したり、機械化を進めたりして、平成33年までに加工用のばれいしょを18万トン、種子用ばれいしょを16万トンの増産を目指しています。

また、ポテトチップスの大手メーカーは、じゃがいもの調達を北海道だけに頼らない取り組みも始めました。それを受け、じゃがいもの生産、ブランド化を進める長崎県のような動きも出てきています。
ポテトチップスに代表される、加工用ばれいしょの需要は年々、増えているようで、増産の取り組みにより、わたしたちの家庭に安定してじゃがいも料理やスナック菓子が届けられるようになるといいですね。
【関連レシピ】じゃがいもチヂミ
シャキシャキしてモッチリした食感はくせになりそう!

<材料>(2人分)
卵液
・溶き卵…2個分
・塩、こしょう…各少々
万能ねぎ…1/2束
じゃがいも…1個
いりごま(白)…小さじ2
たれ
・しょうゆ…大さじ1
・酢…小さじ1
・小麦粉、ごま油
<作り方>
1.万能ねぎは根元を切り落とし、2~3本を小口切りに、残りを3~4cm長さに切る。じゃがいもはせん切りにする。
2.野菜と小麦粉を混ぜ合わせるときに、手を使って空気を含ませるようにふんわり混ぜて。これがカリッとした焼き上がりになるポイント。
野菜と小麦粉を混ぜ合わせるときに、手を使って空気を含ませるようにふんわり混ぜて。これがカリッとした焼き上がりになるポイント。
ボウルに3~4cm長さに切った万能ねぎとじゃがいも、小麦粉大さじ2を入れて手でふんわり混ぜる。卵液の材料を混ぜてボウルに加え、よく混ぜ合わせる。
3.フライパンにごま油大さじ1を弱火で熱する。2を流し入れ、手早く薄い円形に整える。
4.縁の色が変わって、半熟状になったら中火にする。焼き色がついたら、いったん皿などにすべらせて取り出し、返して反対側にも焼き色をつける。
5.ごま油大さじ1を鍋肌から回し入れて強火にし、両面がカリッとなるまで焼く。
6.切って器に盛り、小口切りにした万能ねぎ、ごまを散らす。たれの材料を混ぜ合わせて、かける。
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