人間の褒め言葉をちゃんと聞いている? 自己肯定感がアップするのは猫も一緒でした/猫と幸せに暮らすための教科書(2)

家族の一員として人を和ませてくれる猫。元気でいっぱいな姿を見るとその状態が当たり前のように思いがちですが、猫と人はまったく違う生き物です。
私たち飼い主が準備した環境で、猫本来の自由と幸せを感じながら生きているのか? 体調に異変はないのか?
そういった猫のメンタルケア&ヘルスケアについて、猫好きの獣医師・野澤延行さんがご紹介。初めて猫を飼う人や、猫の心身の健康に配慮したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事は松本勇祐(著)、野澤延行(監修)の書籍『猫と幸せに暮らすための教科書 家族が知っておきたい猫のメンタル&ヘルスケア』から一部抜粋・編集しました。
ほめ言葉が猫に効きます
猫は何度も聞く言葉を覚え、音感と状況から単語の意味も理解します。自分の名前や「ごはん」「おはよう」や「ただいま」はいい言葉です。「かわいい」「毛づやがいいね」で健康をほめて、トイレの成功で「えらいね」。猫にとって、ほめ言葉は心のビタミンなのです。
まとめ
猫はちゃんと聞いている。
ほめ言葉は、猫のメンタルケアに効果的。

ほめ言葉で自己肯定感がアップするのは、猫も人も同じです。

目ヤニ、耳の汚れ、くしゃみで健康チェック
健康なら、目ヤニも耳垢もほとんど出ません。角膜や結膜の炎症があったり、さらに流涙、鼻汁、咳、くしゃみなどがあれば、上部気道感染症(猫カゼ)が疑われます。目ヤニは、ぬるま湯でふやかして拭き取りましょう。数日続くなら、重症化する前に病院で受診してください。
まとめ
「いつもと違う」症状が続くときは、早めに病院に連れていこう。

チェックがてらの猫とのスキンシップは人間にとっても楽しい時間です。

【プロフィール】
野澤延行(監修)
1955年東京都出身、獣医師。北里大学畜産学部獣医学科卒業。東京都獣医師会会員。「動物・野澤クリニック」院長。谷中で野良猫問題およびTNRにも取り組む。
著=松本勇祐、監修=野澤延行/『猫と幸せに暮らすための教科書 家族が知っておきたい猫のメンタル&ヘルスケア』
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