シニア世代の「低栄養」が問題に!? 食品メーカーが次に狙う栄養補助食品ビジネス

先月、うまみ調味料やカップスープなどでおなじみの味の素が、高齢化社会へ向けて栄養補助食品事業に力を入れていくと発表されました。
現在、シニア世代は食欲の低下や加齢・病気による味覚の変化などで食が細くなり、栄養が満足に得られない「低栄養」の危機にさらされているそうで、味の素は、そんな高齢者向けの商品第1弾として「クノール たんぱく質がしっかり摂れるスープ」をリリース。同商品では、たんぱく質に加え、ビタミンDやカルシウムなどが摂取できるそうです。
栄養補助食品事業が熱い!各社が続々参戦
栄養食品事業に力を入れているのは、味の素だけではありません。明治から好評発売中の「明治メイバランスMiniカップ」は、たんぱく質・脂質・糖質・食物繊維と、高齢者に必要な栄養素がバランス良く配合されています。味が8種類もあり、飽きずに食べ続けられそうなのがうれしいですね。公式サイトでは、スムージーやドリアといったアレンジレシピも公開されています。
日清オイリオからは、料理に使うだけで簡単にエネルギーをアップさせることのできる「日清MCTオイル」シリーズを発売中。アサヒグループ食品は、高齢者向けレトルト食品「バランス献立」の新シリーズを、9月1日より販売し始めました。

高齢者に必要な栄養素とは?
とくに高齢者に不足しがちなのが、たんぱく質やエネルギーです。ふだんの食事に乳製品や玉子などをプラスして、良質なたんぱく質とカロリーを摂るのがおすすめです。
身体の調子を整えるミネラルや、丈夫な骨を作るカルシウムも不足しがちなので、栄養補助食品で上手く補いたいところ。スープやゼリー型の栄養補助食品なら、ふだんの食事にも採り入れやすそうです。こういった商品は、近所のスーパーやドラッグストアでお手軽に購入できます。
親世代など高齢者の方々が健康的な生活を送っていくために、まず「低栄養」状態でないかチェックしてみてはいかがでしょうか?
【関連レシピ】蒸し豆腐の帆立あんかけ
豆腐には、良質なたんぱく質がたっぷり。

<材料>(2人分)
豆腐…1丁(400g)
帆立水煮缶…小1缶
わかめ(塩蔵)…10g
長ねぎ…1/4本
水溶き片栗粉(片栗粉小さじ1、水小さじ2)
おろししょうが…少々
・酒、しょうゆ、塩
<作り方>
1.わかめは塩を洗い落とし、一口大に切る。ねぎは斜め薄切りにする。
2.豆腐は6等分に切って耐熱皿にのせ、ラップをして電子レンジで約3分加熱し、水けをきる。
3.鍋に水1/2カップと帆立を缶汁ごと入れて火にかける。煮立ったら酒、しょうゆ各小さじ1、塩少々を加える。再び煮立ったら水溶き片栗粉を回し入れてとろみをつけ、ねぎ、わかめを加えて火を止める。器に盛った豆腐にかけ、しょうがをのせる。
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