未経験からスタートして本業にすることも!「Webライター」の仕事に生かせる気質とは?

未経験からスタートして本業にすることも!「Webライター」の仕事が向いている人とは?

みなさんは今の働き方に余裕がありますか? 多くの人が「もう少しゆとりがほしい」と思っているのではないでしょうか。

現在Webライターとして活躍中のゆらりさんは、体力がないうえに刺激に敏感な気質を持つことから、普通に会社員として働くことすらしんどいと思っていたそう。でも、会社員を辞め独立した今は、自分の無理のないペースで働くことが実現できています。昔の自分と同じような悩みを抱えている人に「こんな働き方があるんだよ」と伝えたい、そんな気持ちで発信しているゆらりさんに、Webライターという仕事の魅力をお聞きしました。

※本記事はゆらり著の書籍『ゆるゆる稼げる Webライティングのお仕事 はじめかたBOOK』から一部抜粋・編集しました。

Webライターにはいろいろなメリットがあります。たとえば、つづけるうちにスキルが身につくこと。ひいては、自分に自信がつくことも大きな魅力です。今回は、Webライターになるメリットについて、1つずつご紹介していきますね。

【画像で見る】繊細な気質はWebライターの仕事との相性がバツグン!

一生涯使えるスキルが身につく

Webライターの仕事を経験すると、一生涯使えるスキルが身につきます。

みなさんは「自分にはこのスキルがある!」と言えるものがありますか? なかなか思い浮かぶものがない方もいるかもしれませんね。

昔のわたしは、自信をもってアピールできるスキルを持ち合わせていませんでした。「営業職ではあるものの、先輩たちが築いた下地があるから仕事が成り立っているだけで、別に営業は得意でもないし好きでもない」と考えていました。そう思っているうちに、社会人の経験年数だけは増えていきます。「このままだと特にスキルのない平凡OLになりそうだな。どうしたものか……」と、漠然とした不安を抱えていました。

しかし、Webライターになってからはさまざまなスキルが身についたように思います。具体的には文章力や構成力、編集力、情報収集力、マーケティング力などです。こうしたスキルを活かせば、働き方やライフステージが変わっても仕事に困ることはありません。仮にみなさんが会社をやめることになっても、スキルがあれば個人で生きていけるでしょう。

スキルが身につけば「わたしはこの分野が得意」と言えるようになります。さらにビジネスパーソンとしてもレベルアップできて、仕事が楽しくなります。

もしみなさんが「自分にはスキルがない。仕事でアピールできるような強みがない」と思っているのなら、その解決策として、Webライターという選択肢をおすすめしたいです。

自分に自信を持てるようになる

Webライターの仕事をはじめると、自分に自信が持てるようになります。理由はいろいろありますが、特に大きいのは「自分の力で稼ぐ経験を積めるから」です。

会社に勤めると、基本的には固定給をもらいますよね。自分で稼いできたお金というより、会社のお金をもらっているようなイメージではないでしょうか。

一方、Webライターになると、毎月固定給を払ってくれる会社はありません。自分で仕事を探して営業して、報酬を得る必要があります。

初心者のうちは、こうしたステップを踏むのは大変です。コネなし・ツテなしのゼロからの営業に怖さを覚える人もいるでしょう。でも、大変なステップを踏むからこそ、報酬をいただけたときの喜びはひとしおです。「自分の力で稼いだお金だ」という実感を得られるからです。

単価の高さ・低さに関わらず、自分の力で稼いだ経験には大きな価値があります。こうした経験をすると、ビジネスパーソンとしての自信が育っていきます。

繊細な気質を仕事に活かせる

みなさんのなかにはHSP気質をお持ちの方、いわゆる「繊細さん」もいらっしゃると思います。実はこの繊細な気質は、Webライターの仕事に活かせます。

繊細な人の特徴の1つ「人の気持ちに寄り添える」は、Webライターに欠かせないスキルです。人の気持ちに寄り添えると、読者やお客さんなど、仕事をするなかでさまざまな人の役に立ちます。

たとえば、読者の知りたい悩みを想像して、満足度の高い記事を書けます。また、忙しいクライアントに寄り添って、手間をかけさせないメッセージを送ったり、先回りした仕事をしたりもできます。

これらはほんの一例で、その他にも役立つシーンはさまざま。たとえば、HSPならではの「深く考える」という気質も執筆時に活かせます。「もっと良質な情報があるんじゃないか?」「この文章で本当にいいんだろうか? わかりやすいだろうか?」と思考を重ねると、よりよい原稿ができあがるからです。

わたしは強度のHSP気質を持っていて、人に意見を伝えたり、自分をアピールしたりするのが苦手です。でも、HSP気質が長所になって「ゆらりさんとのコミュニケーションは心地いいです」「ゆらりさんの書く文章はやさしくて安心できます」と言っていただけることがあります。

繊細な気質を仕事に活かせる

このように、繊細な気質はWebライターの仕事との相性がバツグンです。ご自身が繊細だと自覚されている方は、Webライターの仕事に、その気質を活かせるのではないかと思います。

未経験からスタートして本業にできる

Webライターは未経験からスタートして、ゆくゆくは本業にできる仕事です。わたし自身、Webライターになって初月の報酬はたったの1万円でした。でも1年後には、収入額は月30万円ほどに伸びました。5年目の今は、会社員のとき以上の収入をコンスタントに得られています。

「それってゆらりさんだからできたのでは?」と感じる方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。それまで記事を書いた経験はなく、特別な経験やスキルも持ち合わせていませんでした。文章の基本も、Webライティングの基本も、一から学び直しました。みんな最初は未経験なので、右も左もわからない状態でも大丈夫。これから学べばいいのです。

Webライターになるために必要な知識は、勉強すれば身につけられます。文章力に関する本を読んだり、YouTubeを見たり、先輩ライターのSNSやブログを読んだりしてイメージをつかみましょう。

そこから先は実践あるのみです。実際に仕事にチャレンジしたり、SEO記事を書いたりして文章力を磨くのです。

未経験でもチャレンジしやすく、がんばれば本業にもできることはWebライターの大きな魅力です。「会社にいつづける未来が見えない。個人で働ける仕事をしてみたい」という方は、ぜひWebライターを視野に入れてみてください。



プロフィール
ゆらり
1992年生まれ。大学卒業後にIT企業に入社し5年ほど勤務するも、HSP気質を持つことから心身のケアがうまくできず適応障害になる。会社員の働き方に限界を感じ、その後Webライターとして独立。現在は、出版社やWeb制作会社から業務委託という形で、Webコンテンツ制作、オンライン講師業などを請け負っている。2021年に出版した電子書籍『1年以内に月20 万円を達成する! マイペースにゆるく頑張りたい人向けの、Webライターとして稼ぐロードマップ』はAmazonのベストセラー入りを2年以上継続。未経験から独立した経験をもとに、ライターの仕事やフリーランスの働き方にまつわる発信活動もしている。



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