STEP1.自己分析
在宅ワークを始めたいと思った時にまず悩むのが、「どのような仕事をしたら良いか」ではないでしょうか。私は自分の得意なことを仕事にしようと考えました。
なぜなら苦手なことより得意なことの方が早く結果を出せると思ったからです。育児で時間がない中取り組むなら、少しでも結果が出る確率が高いことに時間を使いたいと考えました。
そこで行ったのが自己分析です。合計約300問の質問に回答し、自分の人生を振り返りながら自分の価値観や未来の目標を言語化していきました。
私は自己分析の結果「人のサポートが得意」ということに気付きました。それ以来何を考えるにもその言葉がキーワードとなり、判断を助けてくれるようになったのです。
自己分析の際に使ったのはこちらです。
メモの魔力(巻末の1000本ノック)

ストレングスファインダー

STEP2.スキルを身につける
次はスキルを身につけます。私は自分の経験を投稿して誰かの役に立てる点に魅力を感じ、インスタグラム運用を勉強することにしました。
勉強に使ったのはYouTubeやオンラインサロンの動画コンテンツです。初めはあまりお金をかけずに勉強し、あとはとにかく実践してスキルを身につけました。
結果当時運用していた双子育児アカウント(当時運営していた育児アカウント)はニッチなジャンルながらフォロワーが5,000人を超え、アフィリエイト収入が得られるようになりました。そして現在はインスタグラム運用で培ったスキルを活かし、インスタグラム運用代行の仕事もしています。
何のスキルを身につけようか迷っている方は、自分のアカウントからの収益と運用代行の仕事の両方から収入を得られるインスタグラム運用がおすすめです。さらに日々の投稿を通してデザイン、ライティング、動画編集などさまざまなスキルが身につくので、在宅ワークを始める時も仕事の選択肢がぐっと増えます。その分努力は必要ですが、頑張る価値は大いにあります。
STEP3.仕事を獲得する
いよいよ仕事を獲得しにいきます。私はWebライターになるための勉強を始めて1ヶ月後には仕事を獲得するために営業活動をしていました。基礎を学んだらあとは仕事で実践しないとスキルは身につかないとWebライティングの先生に教えていただいたからです。
私が営業活動の際に利用したのはクラウドソーシングサイトとXです。少しでも自分の経験が活かせそうな仕事を見つけては毎日応募していましたが、断られたり返信がなかったりするのは日常茶飯事。途中で心が折れそうになりました。
しかし「仕事に対する姿勢だけは誰にも負けないようにする」と決めて営業活動を続けたら、少しずつ返信をいただけるようになりました。
現在はX経由と知人からの紹介でいただいた仕事を中心に取り組んでいます。スキル以外にも発注主に貢献できる点はあるので、勉強は継続しながらとにかく発注主に貢献する気持ちで何でもやるというスタンスで取り組むのがおすすめです。
* * *
自宅保育をしながら勉強や仕事をするのは初めは本当に大変で、疲れ切って寝てしまう日や頑張っても数百円しか稼げず虚しくなった日もありました。しかし絶対に双子が小学生になるまでに在宅ワークをかなえたかったので、1日5分だけでもコツコツと続けました。その結果在宅ワークで収入を得られるようになってきたので、少しずつでも頑張って本当によかったと思っています。
「いつまでにどうなりたいか」を明確にして、1歩踏み出してみてくださいね。
▼未経験からWebライターになるための準備を動画で解説!
▶プロフィール
河村夢美
フリーランスWebライター。双子と2歳児の母。働き方に悩み、育休中に鉄道会社を退職。現在は2歳児の自宅保育と在宅ワークをしながら、働き方に悩む子育て世代に向けて在宅ワークをかなえる方法やリアルな体験談を発信中。
文=YY