お金を裸で渡すのはNG? 77歳マナー講師に聞く配慮のある渡し方

「また会いたい気持ちを伝えるために、お迎えよりもお見送りを丁寧に」。「お呼ばれのときは『5分遅れ』でうかがい、相手に心のゆとりをプレゼントする」…など、マナーといわれる行為の背景にあるのは相手への思いやりです。
マナーに添った振る舞いをすれば、おのずと相手も心地よくなり、あなたの印象がさらに良くなるかも。
77歳の今も現役で活躍する大人気のマナー講師・岩下宣子さんが本当に必要だと感じるマナーを通して、人生を軽やかに生きるヒントを教えてくれます。
※本記事は岩下宣子著の書籍『77歳の現役講師によるマナーの教科書 本当の幸せを手に入れるたったひとつのヒント』から一部抜粋・編集しました。
お金は裸のまま渡さない
何人かでいっしょに贈り物をしたときなど、お金を立て替えていただく機会があると思います。後日、それをお返しするとき、「三千円お返ししますね」などとお財布から直接お金を渡すのは失礼に当たります。支払い以外のお金は裸では渡さない――これは日本人特有の美意識かもしれません。
お金はありがたいものです。一方で、「お金に固執するのは卑しい」という感覚が日本人にはあります。お金はそのままだと、なんとなく生々しい感じがあるのでしょう。人に渡すときにはなおのこと。封筒やポチ袋に入れてお渡しすることの根底には、「見せない」配慮があるんですね。ただ、普段ちょっとしたお金を渡すときに封筒を持っているとは限りません。ティッシュペーパーにくるむ? ゴミとまちがえて捨ててしまうかもしれませんね。
そんなとき、少額のお金であれば、懐紙(かいし)に包んで渡すのがおすすめです。「懐紙」とは、ふところに入れて持ち歩くための小さめの和紙のこと。使われ始めたのは平安時代といわれ、お茶席でお菓子をのせたり、メモ用紙にしたり、鼻をふいたりなど用途は多彩。季節に合わせた美しい柄の懐紙もあり、お値段は一束数百円とお手ごろで、使わない手はありません。
懐紙にお金をのせ、折り紙の要領で包みましょう。ランチ代などの返金や旅館の心づけなどにもぴったりです。
最近は現金を使う機会が減ってきました。「現金を裸で渡さない」という奥ゆかしい文化も、遠くない未来に消えてしまうのでしょうか。でも、それはもったいない。文化も懐紙も、さりげなく伝えていけたらいいなと思います。
『包んで渡すのは、お金の生々しさのカバー』。
著=岩下宣子/『77歳の現役講師によるマナーの教科書 本当の幸せを手に入れるたったひとつのヒント』
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