ふんわりさせるには干し方が肝心! 触り心地アップ&ニオイを防ぐタオルの干し方
1:パイルが立ち上がるようにタオルを振りさばく

洗濯後のタオルはパイルが寝た状態になっていて、このまま乾かすとふわふわ感のない仕上がりに。「まずはパイルが立ち上がる方向を確認し、下に向けてタオルの端を両手で持ったら、10回ほど振りさばきます。パイルが均一に広がって立ち上がったら、潰さないようにして干して」
2:生地が重ならないように、拳1個分を空けて陰干しする

タオルが傷まないよう陰干し (室内) を推奨。「ただし、ぬれたタオルどうしの間隔が狭いと乾きにくく、嫌なニオイが発生しやすくなるので、必ず間隔を空けて干すこと」
3:風を当てて5時間以内に乾かし終える

「5時間を超えるとニオイ菌が増殖し始めます。特に寒い時期や湿度の高い部屋で素早く乾かすには、サーキュレーターや扇風機、衣類乾燥機能のある除湿機などを使って効率的に!」
乾燥機を使って乾かせるとベスト!

「タオルを回しながら乾燥させるので、パイルが自然と立ち上がり、ふっくら感は圧倒的です」。電気代が気になる人は、陰干しして乾かしたあと、仕上げに5分乾燥機にかけるだけでもOK。
すぐに洗濯しないときは、洗濯するまで乾かしておくこと!

使用後もぬれたままタオルを放置するのは、ニオイの原因になるので注意。「タオルハンガーなどを活用して、脱衣所や洗濯機まわりに、タオルの干し場を確保しておくのがおすすめ」
タオルを長持ちさせるには、陰干しがおすすめなのですね。プロのコツを参考に、効率的に干すことでふんわり感をキープしたいと思います!
撮影/合田和弘 イラスト/髙栁浩太郎 編集協力/鈴出智里
文/さいとうあずみ