お酒好きに朗報! ビールに含まれる「苦み」に認知症予防効果があることが判明
ビールを醸造する際に、原料であるホップから生まれる苦み成分。キリンホールディングス傘下の健康技術研究所は、その「苦み」に認知機能低下をやわらげる効果があると、今年7月に開催された国際アルツハイマー病学会で発表しました。
ビールに含まれるイソα酸に、老廃物の蓄積による脳内炎症や肥満を防ぎ、認知機能を改善する効果があることがわかったのです。
苦いビールに多く含まれるイソα酸
イソα酸は、苦いビールに多く含まれていることが分かっています。ビール1リットルに10~30ミリグラム含まれているイソα酸は、加齢による脳内の老廃物を取り除く「ミクログリア」を活性化させます。その結果、アミロイドβなどの老廃物が排出され、認知機能を良好に保でるのです。
簡単に言うと、脳内のお掃除屋さんを強力にサポートする働きをするのがイソα酸なのですね。イソα酸は、ペールエールなどの苦いクラフトビールに多く含まれていますので、愛好家はうれしい限りですね。
認知症治療の未来へ期待が高まる
高齢化が急激に進む日本では、認知症患者が約460万人もいるそうです。治療法が確立されていないだけに、ビールの認知症予防効果に注目が集まっています。将来的には、飲料やサプリメントとして、イソα酸成分が商品化される可能性もあります。
むかしから適度にお酒をたしなむ人は、認知機能が高いと言われてきましたが、今回の発表はそれを裏付けることになりました。
シニア世代はもちろん、その手前の年代の人もおいしくビールを飲み、楽しみながら認知症対策をしていけるといいですね。
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飲み残しのビールで、お肉が驚くほど柔らかく!
<材料>(2人分)
とり骨つきぶつ切り肉…350g
玉ねぎのみじん切り…1/2個分
にんにくのみじん切り…小さじ1/2
マッシュルーム…6個
ミニトマト…1パック(約150g)
じゃがいも…1個
ビール…1缶(350ml)
固形スープの素…1/2個
ローリエ…1枚
・塩、こしょう、オリーブ油、バター、小麦粉
<作り方>
1.とり肉は塩、こしょう各少々をふる。フライパンにオリーブ油大さじ1/2を熱し、とり肉を入れて全体に焼き色がつくまで3~4分焼いて、いったん取り出す。
2.水分はビールだけで。炭酸が肉をやわらかくする。ビールの代わりに発泡酒タイプでもOK
フライパンにバター大さじ1を入れて火にかけ、玉ねぎ、にんにくを入れてしんなりするまで3~4分炒める。小麦粉大さじ2をふり入れ、粉っぽさがなくなるまで炒めてマッシュルーム、ミニトマトを加え、さっと炒める。1を戻し入れてビールを加え、ひと煮立ちしたらアクを除く。固形スープの素、ローリエ、塩小さじ1/2、こしょう少々を加えてひと混ぜし、弱めの中火で8~10分、時々混ぜながら煮る。
3.じゃがいもは皮つきのまま、洗って水けをきらずにラップに包み、電子レンジで約4分、竹串がすっと通るくらいに加熱する。皮をむいてボウルに入れ、バター大さじ1を加えて余熱で溶かしながら、フォークで粗く潰し、塩、こしょう各少々で調味する。2を器に盛り、じゃがいもを添える。
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