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「食パンの袋留め」「お弁当で使う醤油差し」見覚えあるけど呼び名を知らないモノの名前18選

日常で使ったり耳にしたりする言葉の中には、実は意味を間違えて使っているものが意外にたくさんあったりします。例えば、「さわり」という言葉を「話の冒頭部分」と思っている人が多いですが、本来は「話の要点」を指します。
こうした身近な言葉にまつわる常識や雑学を、人気インフルエンサーのけんたろさんが分かりやすくまとめた図表が、「見るだけで覚えられる!」とXで大好評! 本記事では、誤解されやすい言葉、知っていると一目置かれる難読漢字、知っているようで知らない身近なモノの正式名称などを図表と解説で紹介します。
「なるほど、そうだったのか!」という発見や驚きを通して、言葉の知識が楽しく広がり深まります!
※本記事はけんたろ著の書籍『けんたろ式“見るだけ”ことば雑学辞典 図解とクイズで広がる教養』から一部抜粋・編集しました。
みんな知らない「アレ」の名前

日常会話の中で、名前がわからないから、説明しながら「アレ」で済ませているものって結構ありますよね。そんなモノ自体は知っているけれど名前を知らなかった「アレ」をまとめてみました。
バッグクロージャ―

食パンの袋などに付いている袋を閉じるためのプラスチックの「アレ」 。実は「バッグクロージャー」という名前があります。より正式には「クイック・ロック・バッグ・クロージャー」という名前で、アメリカのクイック・ロック社の創業者フロイド・パクストンが発明し特許を取得しています。元々はリンゴを詰めた袋の口を簡単に閉じる方法として考案されましたが、やがてパンの包装にも使われるようになりました。ちなみに日本では、埼玉県川口市に工場を持つクイック・ロック・ジャパン(株)のみが製造しています。
アルベド
ミカンの房についた白い繊維状のもの。ラテン語で「白さ」を表します。アルベドは果実を大きくするために水や養分を送る維管束です。よくアルベドを綺麗に取る人もいますが、食物繊維が豊富で、毛細血管を強くすると言われるビタミンPなどの栄養素も多く含まれていると言われています。
ロイター板
小中学校の体育の授業で跳び箱を跳ぶ際によく使っていた踏切り板。ロイターは開発者のリチャード・ロイターに由来します。ロイター板は木のしなりを活かして、強く踏み込めば踏み込むほど反発力も大きくなるようにできています。
タレ瓶
お弁当の中によく入っている魚の形をした醤油入れ。1957年に旭創業が発売開始した時の商品名で「ランチャーム」とも呼ばれています。他にも、ブタ形やボトル形などのものもあります。
バラン
こちらもお弁当でおかずの境目に入っている、緑色の葉のようなもの。名前は植物の葉蘭(はらん)から来ています。葉蘭の葉には防腐や殺菌作用があるとされ、寿司の下に敷かれることもあります。これを真似て作ったものがビニール製の「人造バラン」であり、今は人造を取って「バラン」と呼ばれています。
パキッテ
2種類の液状の調味料などを同時に片手で割って、食材にかけることのできる便利アイテムですが、元々は「ディスペンパック」という名前でした。2019年に「パキッ」と音がするたびに笑顔が生まれるという意味から名称変更されました。
ランドルト環
片目を隠した状態で環が開いているところを区別することで、視力を測るものです。1888年にフランスの眼科医ランドルトが考案しその名が付けられています。ちなみに切れ目部分の幅が1.5ミリのランドルト環を、5メートル離れたところから区別できれば1.0の視力があるとされます。
ポイ
縁日の金魚すくいで見かける円形の枠に和紙を貼ったこの道具の名前の由来は、「使って破れればポイっと捨てる」「金魚がポイポイすくえる」など諸説あります。金魚すくいを上手に行うポイントは、部分的に濡らすと破れやすいので最初にポイ全体を水に浸し、紙が貼ってある面(表)ですくうようにして、水中ではポイをなるべく水平に動かしましょう。
梵天(ぼんてん)
耳掃除で耳の細かい垢を取り除く際に用いられるものですが、元々は棒の先に球状の飾りをつけた幣束(へいそく)を表す言葉です。その幣束をかつぐ秋田や栃木の「梵天祭り」が有名です。その形状が似ていることから耳かきのフワフワ部分も「梵天」と呼ばれるようになりました。
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