一流パティシエやショコラティエも活用。「太白胡麻油」はお菓子作りにも大活躍

ほぼ無味無臭のヘルシーな「太白胡麻油」はお菓子作りにも便利!

ケーキを焼くのが好きな私は、家族の誕生日や記念日には必ず凝ったケーキを作っています。手作りは楽しい反面、スポンジに入れるオイル選びが悩みのタネ。けっこうな量を使うので、普通の食用オイルでは健康面がちょっと気になります。かといってオリーブオイルだと香りが付くし、バターだとちょっと重いし…。

そんなとき、“太白胡麻油がお菓子作りにもおすすめ”という情報を耳にして興味が湧き、詳しく調べてみました。使うメリットや具体的な活用法についてまとめてみたので、一緒にチェックしていきましょう!

バターの代わりに「太白胡麻油」が流行の兆し

ごま油メーカーの竹本油脂株式会社によると、最近、一流パティシエの間で「定番のバターの代わりに太白胡麻油を使用する」という裏ワザが広がっているのだとか。さらに、商品に太白胡麻油を使っている例として、以下のようなショップの名前を挙げています。

・メゾンカカオ丸の内店
鎌倉発祥の生チョコレート専門店。丸の内店は、2024年12月に都内初となる旗艦店としてオープン!姉妹店「カカオハナレ」でも、看板商品「ほうじ茶のエアチョコ」や「生どら焼き」といった一部の商品に太白胡麻油が使用されているそうです。

・赤坂おぎ乃 和甘(わかん)
2023年11月に虎ノ門ヒルズステーションタワーにオープンした人気店。同店を監修する荻野さんは「生地に入れた太白胡麻油がしっとり感やコクを出してくれます。生どらやきは太白胡麻油なくしては、作れません」と語っているとのこと。銅板に引く油にも太白胡麻油を使っているため、生地が冷めても油っぽくベタつくことがないそうです。

・SUETOMI AoQ(青久)
老舗の京菓子店がプロデュースする京都の名店。人気商品のひとつである瓶入りのカステラの生地に太白胡麻油が活用されていて、しっとりふんわり感がたまりません。コクの強い卵や希少な国産アカシア蜂蜜も使用されたこだわりの品だそうです。

・芦屋プール・トゥジュールスウィーツ
プラントベースのソイシリーズのクッキーに太白胡麻油をプラス。軽くてサクサク食感、素材の味が際立っていてクセになるおいしさだと評判です。ファーストスウィーツ・ソイ、Love石・ソイ、ミス・プールトゥジュール・ソイという商品は、2024年のインターナショナル・テイスト・インスティテュートで、優秀味覚賞を受賞しているそうです。

お菓子作りに太白胡麻油がおすすめの理由

1.素材の味を引き立てる
ほとんど無味無臭である太白胡麻油は、素材本来の味わいを最大限に引き出してくれます。チョコレートやフルーツ、ナッツといった材料の味わいを際立たせると人気です!

チョコトリュフ

例・チョコトリュフ

2.理想的な食感を実現
シフォンケーキなどのやわらかい生地に太白胡麻油を使うと軽い食感が生まれ、より上質な仕上がりに。ほか、ガトーショコラに活用すれば重たさのない軽やかな口あたりを楽しめます。

シフォンケーキ

例・シフォンケーキ

3.作業効率を大幅に短縮
常温で液体状態であるため、材料との混ぜ合わせがとっても簡単。バターのように室温に戻す手間がなく、生地作りの時間を大幅に短縮できます。

スコーン

例・スコーン

4.均一な生地作りが可能
液体油であるため、全体に均一にいきわたり、簡単にムラのない生地を作ることができます。

生キャラメル

例・生キャラメル

5.さっぱりとした後味に
口の中でしつこさを感じにくく、さっぱりとした後味を実現。食後のデザート作りにもおすすめです。

ガトーショコラ

例・ガトーショコラ

公式サイトにてレシピを公開中

マルホン太白胡麻油

竹本油脂株式会社が公式サイトで公開中の「マルホン太白胡麻油公式レシピ」には、バターの代わりに太白胡麻油を使ったお菓子のレシピが多数掲載されています。上記「おすすめの理由」で例に挙げた各スイーツのレシピもあるそうなので、気になったらぜひチェックしてみてくださいね。

私もさっそく作ってみたいと思っています!



文=仁田茜

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