【防災グッズ収納】まずは絶対に必要な「水」「火」「電気」をしっかり備える

災害時、どんな家庭でも真っ先に必要になるのが、水、火、電気の3つ。何から備えればいいのか迷っている人は、この3つだけでも押さえておけば、どんな災害のときも安心につながります。今回は、整理収納アドバイザーで防災士のmisaさんに、最低限準備しておきたい「水、火、電気」の量や種類、おすすめの保存場所をお聞きしました。

教えてくれたのは…
▷misaさん
整理収納アドバイザー、防災士。夫と2人の息子との4人暮らし。2018年の大阪府北部地震で被災したことをきっかけに防災に目覚め、暮らしになじんで無理なく続く防災アイディアを、インスタグラムやYouTubeなどで発信。著書に『おうち防災アイデア』(オレンジページ)などがある。
【水】1人1日3Lを目安に2Lペットボトルを押し入れの奥に

飲料水の備蓄量は、1日1人当たり3Lを目安に最低3日分、できれば7日分が推奨されています。

「わが家は4人家族なので、2Lペットボトルで18本以上を、押入れの奥に収納。棚には賞味期限をラベリングし、ローリングストックをしながら備えています」
【水】ふだんも飲めるよう飲みきりサイズをキッチンに

「310mlサイズは、小さな子どもでも持って飲むことができ、すぐ飲み切れるので衛生的。取り出しやすさを考えて、基本はキッチンに置き、賞味期限の長いものは押し入れに」。
パッケージのかわいさも楽しく備えられるポイント。
【火】カセットコンロとカセットガス10本を廊下収納に

卓上で鍋を食べるなどふだん使いしやすく、電気やガスが止まったときは、お湯を沸かしたり、簡単な調理をしたりも可能。


「一般的なカセットガスなら1本当たり約1時間使用できます。10本あれば約10時間、1日45分で約2週間使えるので、備えの目安にしてみて」
【電気】スマホの電源確保のためモバイルバッテリーは常にバッグの中へ

停電時、あらゆる家電が使えなくなりますが、いちばん困るのはおそらくスマホの電源。
「1回分の充電ができる容量のものなら、ふだん使いしやすく、価格もお手ごろ。最近では、10年保管が可能な乾電池などもあるので、備えに活用してみて」

* * *
水やカセットガスなど、揃えていましたが、できれば用意しておきたい量に足りていないことに気がつきました。賞味期限についても、誰が見ても分かりやすく表記したいと思いました。
撮影/misa
文=徳永陽子
Information
<レタスクラブ 2025年3月号より>

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