義母の介護をやさしくできるか不安…。女の悩みにズバリ回答!

夫、しゅうとめ、親族、人間関係、仕事……。女の悩みはいくつになっても尽きません。だからこそ、一人で抱え込まないで誰かに相談してみませんか。今回は、「介護が必要な同居する義母」にやさしくできるか不安を抱える嫁に、ジャーナリストであり4児の母でもある猪熊弘子さんがアドバイスしてくれました。

 

■ お悩み

夫の両親とは離れて暮らしていましたが、義父が亡くなり1になった義母と一緒に暮らすことになりました。少し介護の必要な義母ですが、実の父の介護の経験がある私は、義母の介護も大丈夫だと思っていました。

だけど、一緒に暮らすうちに、介護の度合いや必要な介護の違いに気づき、戸惑うよりも心で「実の親じゃないのに……」とひどいことを思っている私がいます。これから先、義母にやさしい気持ちで介護してあげられるか心配です。(愛知県 お困り嫁ちゃん 42歳)

 

■ 猪熊さんの回答

「実の親じゃないのに……」のあとに続くことばは何でしょう。「なんで私がこの人にこんなことしてあげなきゃならないの?」なのか、「介護している私がかわいそう!」なのか。もしかすると「いじめられたことさえあるのに、やさしくなんかできない」なのでしょうか。きっといろんな感情が入り交じっているはず。今まさにこの瞬間、全く同じことを考えている方が日本中に大勢いると思いますよ。

自分の親の介護だって、時にはやさしくなれなくなるほどたいへんなのに、ましてや夫の親の介護となれば……。感謝の気持ちがあっても、人間として嫌いでなかったとしても、正直、やさしい気持ちでばかりはいられないと思います。誰もが「やさしい気持ちで介護したい」と思いつつ、できるかどうか不安になっているんですね。

介護を一人で抱え込むことがいちばん問題です。心と体の負担を軽くするために休む「レスパイト」が必要です。使えるだけのサービスをとことん利用して、他人の手を借りましょう。たまには気の置けない友人や夫にだって、素直にその気持ちをぶつけてみてもいいと思うんです。お義母(かあ) さんをショートステイに預けて旅行して、リフレッシュしても全然問題ありません。

介護の終わりは「死」です。そこでホッとした自分を「なんてひどい人間なんだ」と許せなくなり、落ち込む人もいるほどセンシティブです。何より自分にやさしくすることが、お義母さんにもやさしくすることになるんじゃないかと思いますよ。