「え、こんなに楽しいの!?」想像以上の2025年大阪万博リアル体験レポート【関西・大阪万博】
【想像以上】アクセスは面倒じゃないの?→アクセス良好!新幹線「新大阪駅」から電車で40分弱で行けるうえ、会場は駅の目の前
「万博」の会場は夢洲駅。と、言ってもいっても新しい駅ですし、「乗り換えとか大変だったり、行くのに面倒じゃないの?」という方も多いでしょう。
例えばですが、私は東京駅から新大阪駅まで新幹線を経由し、万博会場まで行ったのですが、印象としては想像以上に「アクセス良好!」でした。
JR新大阪駅からOsaka Metro御堂筋線に乗り換え、「本町駅」へ。本町駅でOsaka Metro中央線に乗り換え、「夢洲駅」へ。新大阪駅からの所要時間は約35~38分。
夢洲駅の出口を出れば万博会場(東ゲート)の目の前!

駅には見たこともない長~い電子看板があります。高さ3メートル、幅55メートルだそう!
改札を抜けると…

ポップな階段が迎えてくれます。


夢洲駅の前にはすぐに東ゲート入口が!
ちなみにですが、万博はキャスター付きの荷物はサイズに関わらず持ち込み不可、また、大きな手荷物は持って入れないので、私は本町駅のコインロッカーに入れてから向かいました。
【ここが想像以上!】「夢洲駅」までのアクセスは良好!会場も駅の目の前という好立地!
【ここに注意!】万博会場へ入場する際、キャスター付きの荷物はサイズに関わらず持ち込み不可(高齢者や障がい者の方の歩行補助機材、ベビーカーはOK)。
手荷物は60cm × 高さ40cm × 奥行90cm を超えるものも持ち込み不可。宿泊先のホテルや、新大阪駅など主要駅のコインロッカーを利用しましょう!
会場では大型荷物の預かり対応は、東西ゲート各々100個限定で、有料(10,000円/個)とのことなのでご注意を。
入るとすぐに話題の「大屋根リング」がドーン!
ものすごい迫力なうえ、シルバーに光り輝くタマゴのような電気事業連合会のパビリオン『電力館 可能性のタマゴたち』などの近未来的な建物が並んでいるので「万博に来た!」という高揚感がすぐに味わえます。

【想像以上】大迫力!感動すること間違いなしの「大屋根リング」


大阪・関西万博会場を象徴する「大屋根リング」は、巨大で革新的な木造建築物。
日本の神社仏閣などの建築に使用されてきた伝統的な貫接合に、現代の工法を加えて建てられました。
全長は約2km、会場全体をぐるりと囲む世界最大級の木造リングです。
来場者が歩くことができるスカイウォークの高さは外側で約20メートル、内側は約12メートルあります。


来場者が歩いて移動できる回廊としての機能を持っており、リングの上にあがるとスカイウォークになっています。リングの下を歩けば雨天時や強い日差しの中でも快適に移動できますし、休憩できるベンチや、イベントが開催できるような小スペースが設けられています。


1周すると大体30~40分ほど。大屋根リングの上を歩くことで、万博会場の全体像を把握できますし、個性的なパビリオンを眺めれば必ず感激するはず。夕暮れや夜景を楽しんだり、夜の「ドローンショー」などを見るのもおすすめです。
【ここが想像以上!】「大屋根リング」は大迫力でびっくりすること間違いなし!
【ここに注意!】リングに上るためのエスカレーターは5基、下りは4基、エレベーターは6基。移動する際は行きたいゾーンの近くのエスカレーターやエレベーターを使って下りるようにしましょう。
【想像以上】遊びながら学べる!インタラクティブな体験型展示が満載の国内パビリオン

東ゲートをくぐって少し歩くと、会場のシンボル「大屋根リング」を背にしたタマゴ型のパビリオンが見えてきます。これは電気事業連合会のパビリオン『電力館 可能性のタマゴたち』。
このパビリオンでは、ゲーム形式で未来のエネルギーの可能性を体験することができます。
ひとり一つ渡される「タマゴ型デバイス」が、体験に合わせて光や振動で反応し、ワクワク感を演出。

館内は3つのエリアに分かれ、メインの「可能性エリア」では、核融合発電の疑似体験など、約30種類の展示が楽しめます。「輝くエリア」で体験できる音楽と連動するLEDショーは圧巻!
エネルギーの仕組みや未来技術を、まるでゲームのように体感的に学べるのが魅力。子どもはもちろん、大人も夢中になれるパビリオンです。


「大阪ヘルスケアパビリオン」では未来の健康や都市生活が体感できます。

目玉は「人生ゲーム REBORN in 2050」。舞台は最先端の医療やヘルスケアが身近になった2050年の大阪。おなじみの「人生ゲーム」同様、未来にあるかもしれない仮想の職業を選び、未来の暮らしを疑似体験!


ひとり一つ渡される専用のタブレット端末を操作しながら前方の大きなスクリーンでゲームが楽しめます。
給料日には職業や状況に応じて「コイン」がもらえるほか、健康に良いことをすれば「ハート」がもらえ、その「ハート」の数を競います。未来の暮らしを体験&遊びながら健康の大切さを自然に学べます。巨大スクリーンは没入感もスゴイ!




大阪ヘルスケアパビリオンの目玉はもう一つ。1970年の大阪万博で話題になった「人間洗濯機」のコンセプトを受け継ぎ、現代の技術で進化させたという「ミライ人間洗濯機」。

カプセル型の装置に入り横たわるだけで、細かい泡(ファインバブル)によって頭から全身、頭のてっぺんからつま先まで自動で洗浄される…というもの。


背面のセンサーを使用して入浴者の心電図をモニタリングし自律神経を分析。例えば「ちょっと強すぎる」と思ったら弱まったり、「もっと強く」と思うとそうなるなど、その人に合わせて水流の強さも変わるそう!
シャンプーや洗剤も不要。水だけできれいになるのもポイント。
さらには、測定値に基づいて、入った人が明るい気分になれたり、気分を落ち着かせる映像が流れるそう。
ちなみにテストで何人もの方が水着で入っているそうなのですが、水着でもちゃんと中まで洗えていることが実験で証明されているんですって!
【ここが想像以上!】遊びながら学べる仕掛けがいっぱい!
【ここに注意!】中に入ると、1パビリオンにつき体験や見学に1時間ほどかかる場合もあり、あっという間に1日が終わってしまうので事前に見たいパビリオンの優先順位付けが必要。
世界がぐっと身近に!まるで未来の世界旅行をしているかのような海外パビリオン
「大屋根リング」の内側に158の国と地域による海外パビリオンが集結しており、その国の文化や歴史、暮らしにまつわる展示が楽しめます。
パビリオンによっては、各国の料理を味わえるフードブースも併設されており、「世界の味ってどんな味?」と家族みんなで食べ比べするのも楽しい思い出になりそう。
●カナダ
カナダのパビリオンの外観は、カナダで見られる自然現象「水路氷結」を表現しています。

中に入ると、まさかの異空間!

渡されたデバイスをかざし少したつとデバイスが振動。画面に先住民の姿や動物の姿が現れます。テーマは「Regeneration (再生)」だそうです。


展示ゾーンを抜けるとメイプルクッキーを持ったスタッフの姿。
海外スタッフとの交流も楽しめます。

アラブ首長国連邦(UAE)
こちらはアラブ首長国連邦(UAE)のパビリオン。

大地に根を張り、天空へと伸びるナツメヤシは、UAEの人々の精神を象徴する証象なんだそう。そのナツメヤシの廃材から作られたという、高さ16メートルにも達する90本の柱には圧倒されます。
入るとまるで森のよう…!
このパビリオンの内部はオアシスを歩いているような感覚になってほしい、という想いで作られたそうで、ガラス一面の窓を採用したのも「開放感」を演出するためとのこと。
ガラス一面のパビリオンは今回の万博で唯一だそうです。

スタッフの方は「UAEには砂漠、青い海、山、川、森があり、気候と環境も多様です。暮らす人も多様な人種が集まっており、いろいろな人により、成り立っている多様性のある国です」とお話されていました。皆さん国の魅力を真剣に語ってくださり、穏やかで親切で、とても奥ゆかしい方ばかり。
知らなかったUAEの魅力に開眼して、がぜん行ってみたくなりました!

●フィリピン
フィリピンのパビリオンの展示は「織りなす」をコンセプトに、伝統的なフィリピンの織物の複雑な芸術性を通して、多様性を表現しています。
なんとフィリピンは7,000以上の島で構成されているんですよ。

フィリピンの特産物を選んでポーズをとると、その特産物から織りなされたキャラクターが自分と同じ動きをする、という展示も。
さらには自分の顔を取り込んで個性を形にしてAIで顔を生成してくれる…というコーナーもありました。



会期中はフィリピン伝統のマッサージ「ヒロット」も体験できるようになるとのこと。
●EU


パビリオンのテーマは「未来を育む 」。
映像がうつしだされるモニターの横にある電話をとると話が出来たり、ロボットが造形する「庭」も見ることができます。
●オーストラリア

圧巻だった「オーストラリア」のパビリオン。
中に入ると、まるでオーストラリアを旅しているかのような異世界が広がります。
建物の中なのに、広大な森を歩いているかのよう…!
動物の声が聞こえたり、木のオブジェの中に画面が埋め込まれており、そこにコアラの映像が流れるという仕掛けも。

また、指定された円の中に立って映像を見ると、ものすごい没入感が楽しめるスペースも!



映像なのに、まるで海の中に自分がいるような錯覚に陥るほど。
これは一度はぜひ体感してほしい!





とにかく各国のパビリオンは外観を見ているだけで圧倒されます。
万博会場内を歩いて巡るだけでも未来の世界を旅しているよう!
【ここが想像以上!】外観を見るだけでも楽しすぎる海外パビリオン。その国のスタッフさんも多いので交流するのも楽しい!
【ここに注意!】国内パビリオン同様、あっという間に時間がなくなるので見たいパビリオンの優先順位付けをしておきましょう。
持って行った方がいいものはコレ!
・スマートフォン
(公式アプリ「EXPO 2025 Visitors」を事前ダウンロードしておく)
・スマホ用モバイルバッテリー
・チケットQRコードを印刷したもの(あると安心)
・飲みもの(水筒、ペットボトル)※びん・カンおよび酒類は完全持ち込みNG
・帽子
・サングラス
・晴雨兼用折りたたみ傘
・日焼け止め
・履きなれた歩きやすい靴
・軽く羽織れるもの
・おみやげを入れるエコバッグ
・ウェットティッシュ
・ハンカチ
・ICカード(チャージは多めに)
・溶けないお菓子や持ち歩きできる食べ物
→上記を軽くてコンパクトなバッグに入れて入場するのがおすすめ
さえぎるものがあまりないので日差し対策は必須。
水分補給用に飲み物も必要です。食品全般持込は可能。万博内にレストランやフードを購入できるショップは多数ありますが、混雑時の空腹対策に持ち歩きできる食べ物があると安心です。
会場では現金が使えないのでICカードにはチャージを多めに。スマホのバッテリー切れを考えるとICカードにチャージしておくのがおすすめです。
かなり歩くので履きなれた歩きやすい靴で行きましょう!
会場に持ち込める荷物のサイズは決まっているのでコンパクトで軽いバッグにまとめて。
【COLUMN】ホテルも世界旅行気分で選ぶ!
万博で世界旅行気分を味わった後は、ホテルも世界旅行目線で選ぶのがおすすめ。

個人的に推しなのは「SPAWORLD HOTEL&RESORT」。OSAKA METRO 御堂筋・堺筋線 『動物園前駅』5番出口よりすぐにあるアクセス良好なホテル併設の温泉施設です。
こちらには温泉も岩盤浴もプールもあるのですが、ヨーロッパとアジアの様々な国のお風呂を体験できるんですよ。ヨーロッパゾーンには古代ローマ風呂や青の洞窟などがあり、アジアゾーンには、大檜風呂、日本渓流露天風呂、シンガポールSPA、バリ風のお風呂などが(ゾーンは男女入れ替え制)。
2023年7月1日にホテルの新館が誕生し、真新しいお部屋でくつろぐことができます。
しかもホテル宿泊費高騰の中、1泊2人1部屋で宿泊サイトを検索したところ、万博開催期間中の土日でも1泊1人1万円台で泊まれますし(2025年4/11現在)、チェックアウト後の翌日も追加料金なしでスパを楽しむことができるためコスパは最高! 万博のあとはこちらで世界旅行の続きを楽しんてみては?
一度行くとハマること間違いなし
最先端の技術や異文化との出会い、そして未来への希望に満ちた体験ができる大阪・関西万博は、世代を超えて楽しめる一大イベント!
数年かけて準備をしてきている各パビリオンの展示はどれも力の入った魅力的なものばかり。
スケールが大きすぎて、1日だけではとても足りません。一度行けば期間中何度も通いたくなる、忘れられない「未来への旅」。ぜひご自身でリアルに体験してみてください!
■2025年日本国際博覧会(「大阪・関西万博」)
開催期間:2025年4月13日(日) – 10月13日(月)184日間
開催場所:大阪 夢洲(ゆめしま)
【レタスクラブ編集部YYY】
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