どうする?子どもの教育費。知っておきたい「奨学金」の仕組み

子育て中のママ&パパが気になっている、子どもの教育費。コツコツと現金を積み立てて教育費を貯めていくほかに、投資商品や、困ったときには奨学金を借りるという手段もあります。しかし、仕組みを知らずに利用するのはとても危険。注意点を知って、賢く活用しましょう。
奨学金のQ&A
Q. もうすぐ進学。借りている人も多いし、うちもそうしていいよね?
A. 借り過ぎに注意! 返済を考えて必要な額だけ借りるようにしよう。
奨学金をたくさん借りると、返済額が多く返済期間も長くなり、社会人になった子どもの生活が圧迫されてしまいます。平成29年度から日本学生支援機構の返済義務のない「給付型奨学金」が創設されましたが、奨学金は返済の必要がある貸与型が一般的。できるだけ教育費を貯めておいて、不足分だけ借りるようにしましょう。
ここに要注意!
●本人の借金なので卒業・就職後の生活に影響

奨学金の延滞が継続している理由の1位は、「本人の低所得」。卒業後に安定して返済できるとは限りません。また、就職後に貯めておくべきお金が奨学金の返済に回るため、結婚などの際に借金することになりかねません。
●借りられる額の上限まで借りなくてもいい
日本学生支援機構の有利息の奨学金、月額8万円を48カ月借りると(※)、返済期間20年で月の返済額が1万6270円に。借りる際はホームページの返還シミュレーションも利用して、必要な分だけ借りましょう。※年0.16%の固定金利の場合。
奨学金以外の選択肢は?
●親の借金となる教育ローン

教育費の不足分を補う方法として、奨学金と国や銀行の教育ローンがあります。奨学金のほうが利息が低いので、奨学金が借りられれば、そちらを優先しましょう。
しかし、収入基準が合わない、入学時の費用が足りない(奨学金が入金されるのは入学後)などの場合は、教育ローンを検討することになります。奨学金は子どもが返済しますが、教育ローンは親の借金となります。
どうしても足りないから、借りるしかない!という場合も、その“借金”を子どものものにするか、親のものにするか、よく話し合って決めましょう。
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