「ホコリは壁からやってくる」 除電ぞうきんで壁を拭いて予防すべし!

#くらし   
ホコリ掃除の際には“壁の除電”を忘れずに


どこからともなくやってきて、部屋を汚していく“ホコリ”。「結構綺麗にしているはずなのにいつの間にかホコリが!」と不思議に思う人も多いと思います。そこで今回は、大掃除の時期がやってくる前にホコリの発生源を把握しておきましょう。

 

ホコリの発生源は壁!?


10月18日放送の「ガッテン!」(NHK)では、ホコリの発生源を解明していました。そもそもホコリの正体は何なのでしょうか。番組ではこの問題を調べるべく、とある部屋でとれたホコリを顕微鏡で拡大。この映像を見てみると、ホコリは様々な「繊維のクズ」が絡み合って出来ていることがわかります。この「繊維のクズ」がホコリの正体。

正体がわかったら、次に気になるのが発生源。床を掃除した後にしばらく外出していても、何故かホコリは勝手に集まってしまいます。この原因は、ホコリが帯びている“静電気”の力。衣服や布団などから発生した小さなホコリは床だけでなく、静電気の力で“壁”にも吸い寄せられるようです。

壁にどんどんホコリがくっついていくと、やがて小さなホコリ同士が静電気で寄り集まり、一つの大きな塊に。一定以上成長すると壁から落ちて、床に蓄積されます。これらの調査結果を受けて、番組では「ホコリは壁からやってくる」とまとめていました。

ホコリの意外な発生源に、視聴者からは「ホコリは普段壁に引っ付いていたのか… これはガッテンだわ」「潜伏先が分かればあとはこっちのもの。大掃除でしっかり取り除きたい」との声が上がっています。

 

除電ぞうきんで静電気対策!


つまりホコリを掃除する際には、床の掃除だけでなく“壁の掃除”と“静電気対策”が必要。そこで番組では、「ガッテン流 除電ぞうきん」の作り方が紹介されました。作り方は簡単で、洗った雑巾を柔軟剤が入った水に浸すだけ。“洗濯機”に柔軟剤を入れて洗ってもOKです。後はしっかり乾かしたら「ガッテン流 除電ぞうきん」の完成。

【写真】ぞうきんを柔軟剤が入った水に浸して乾かすと除電仕様に


柔軟剤で“静電気対策”が出来る理由は、電気を逃がしてくれる「界面活性剤」が含まれているから。これで壁をふくことで、やってきたホコリの電気を逃がして壁にくっつかないようにしてくれます。

しかし界面活性剤は、人によってアレルギー反応を起こすこともある薬剤。番組でも「化学物質に敏感な方や心配のある方は柔軟剤や界面活性剤の使用にご注意ください」とのテロップが表示されていました。

 

空気中に漂っている微細なホコリたち


ホコリが発生するメカニズムは、「株式会社学研プラス」が運営しているWEBサイト「学研キッズネット」でも取り上げられています。同サイトには子どもの素朴な質問に答えてくれる「科学なぜなぜ110番」というページがあるのですが、その中に「どうしてほこりはでるの」という質問が。

これに同サイトは「簡単にいえば、ほこりとは身の回りにあるあらゆるものの小さなかけらなのです」と解答。さらに最後には「ほこりは、空気があるところには必ず存在するものなのです。したがって、いくらそうじしてもほこりはたまってしまうのです」と締めくくられています。

とはいえ最近では、空気中の微細なホコリをキャッチしてくれる“空気清浄機”も少なくありません。あらゆる手段を尽くして、今年こそホコリとの戦いに終止符を打ちましょう。

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