FP1級サバンナ八木さんが考える、投資をはじめる理想のタイミング
投資は長期のほうが勝ちやすい
<投資> 難易度★☆☆☆☆

いきなりですけど、「はい、100万円あげます。1週間で300万円にしてください」って言われたらどう思います? かなり厳しいですよね。でも、これが30年かけていいよって言われたら、なんかできそうな気がしませんか。
基本的に右肩上がりの株に投資しておけば、チャートがガタガタ上下しても、どこかで「あ、ここで売ろう!」っていうタイミングが来るものです。投資って、期間が長ければ長いほど有利ともいえます。だから若いうちから始めるのが理想なんですよね。
実は僕、30歳の時に証券会社の人と相談しながら自分の資産の「ポートフォリオ」を作ったんです。ポートフォリオっていうのは、いわゆる資産の内訳を示した全体図です。日経平均に投資したり、アメリカや欧州といった先進国のファンドに入れたり。世界の債券に投資するものとか、これから伸びそうな新興国、アジアのインデックスファンドとか、バランスよく分けて投資しました。
ちなみに、10年間くらい保有したところで利益確定しました。利益は出たんですが、そのあとさらに上げました。今でもチャートを見るたびに、少し後悔しています。
<ほんだ先生の補足メモ>
株式投資のメリットは株価が上がったときの利益(キャピタルゲイン)だけではありません。意外と重要なのが、配当金や株主優待といった定期的に得られる利益(インカムゲイン)です。
「どの銘柄がどのくらい上がるか」を見極めるのはプロでも簡単ではありません。しかし、配当金や株主優待は企業によっぽどの事情がない限り、確実に手に入れられます。投資初心者はインカムゲインを狙って投資先を選ぶのも1つの手でしょう。自分が日常でよく使うサービスや応援したい企業の銘柄から探すという方法もあります。
さて、八木さんが紹介しているのですが、投資信託は大きく2種類に分かれます。一つが、インデックスファンドです。日経平均など、特定の指標に連動する値動きを目指します。そしてもう一つが、アクティブファンドです。市場平均を上回る成果を目指す代わりに、コストも高い傾向があります。

上記がそれぞれの特徴ですが、これから資産運用を始めるという人であれば、インデックスファンドがオススメです。アクティブファンドは資産運用にかなり慣れてきた人が、自分の運用商品にこだわりたい場合に検討すべきものであり、インデックスファンドであっても、将来に向けた資産形成は十分に可能です。
サバンナ八木真澄
立命館大学産業社会学部卒業。94年に高橋茂雄とお笑いコンビ・サバンナを結成。「ブラジルの人聞こえますか~!」など1000個以上のギャグを持ち、柔道2段・極真カラテ初段の筋肉芸人としても活躍中。著書に『年収300万円で心の大富豪』(KADOKAWA)などがある。2024年に1級ファイナンシャル・プランニング技能士の資格を取得。
ほんださん(本多遼太朗)
東京大学工学部都市工学科卒業。株式会社スクエアワークス代表取締役。「本質を理解する楽しい学習」をモットーに、YouTubeチャンネル『ほんださん/東大式FPチャンネル』を開設。オンライン学習スクール「FPキャンプ」では1万人以上を合格に導く。著者に『FPキャンプ式 FP1級 学科試験一問一答 TEPPEN』(東京リーガルマインド)など。1級ファイナンシャル・プランニング技能士。
※本記事はサバンナ 八木真澄、ほんださん(本多遼太朗)著の書籍『FP1級取得!サバンナ八木流 お金のガチを教えます』から一部抜粋・編集しました。
・本記事の内容は、執筆時点の情報を元に作成しています。金融や投資に関する法律、制度の改正、各社のサービス内容の変更の可能性がありますことあらかじめご了承ください。
・投資や資産運用には一定のリスクがともないます。運用についての最終判断はご自身の責任のもとで行いますようお願いいたします。執筆者ならびに出版社は一切責任を負いかねることご了承ください。
Information
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募

「「ノザキのコンビーフ(80g×6 個)」」
そのままでも調理してもおいしいから、ローリングストックに最適!
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
読みものランキング
読みものランキングをもっと見る
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細