顔のシミの悩み。皮膚科に行こうか迷っている人へのQ&Aアドバイス 画像(1/3) シミの正体を知るには、まず専門医による正しい診断を

鏡を見ては思わずため息…のシミ。でも、じっと見つめているだけでは何も解決しません。だからといっていきなり皮膚科にいくのも抵抗があるという人に、南青山皮膚科スキンナビクリニック院長の服部英子先生が分かりやすくアドバイスしてくれました。

 

教えて! シミのQ&A

Q. シミが膨らんできたみたい…。

A. 膨らんでも良性のことがほとんどなので心配しないで。

これは皮膚の老化の一種で「脂漏性角化(しろうせいかくか)症」といいます。盛り上がってイボになったり、表面が平らに固まったりしたものも同じです。年齢とともに増えますが、基本的には良性なので、それほど心配しなくても大丈夫。ただ、あまりに色が黒いとか形が悪いようであれば、皮膚科で検査をしてもらってもいいでしょう。

 

Q. 皮膚科ではどんな治療をしますか?

A. 保険診療は内服が中心。レーザーや美白剤の処方は保険外診療です。

皮膚科の保険診療でできることは、まず、シミの診断をすること。そして保険内で改善ができるものかどうかを見るということです。「老人性色素班」「肝班」「炎症性色素沈着」「そばかす」の4タイプで保険診療できるのは肝斑。治療方法はビタミンCやトラネキサム酸などの内服になります。保険外であれば、美白成分の塗り薬の処方や、レーザーやピーリングなど選択肢が増えます。診断で正しくシミを見極め、その上で、保険内、保険外でできることを考えていくのがよいでしょう。

 

Q. 女性ホルモンと関係ありますか?

A. 影響はあるといわれていますが、ホルモン治療で治ることはありません。

30代後半から50代にかけて出ることのある肝斑は、妊娠やピルの服用とからんでできやすいため、女性ホルモンと関係があるのではといわれていますが、明確ではありませんし、ホルモンだからといって、婦人科で治療をして治るものでもありません。ただ、ピルの服用をやめることで治る可能性はありますので、やめられる状況であれば、ピルをやめるのも一つの選択肢になります。

 

「ADM」って聞いたことある?


顔のシミの悩み。皮膚科に行こうか迷っている人へのQ&Aアドバイス 画像(3/3) 【画像を見る】シミとよく間違われる「ADM」とは?

シミとよく間違われる「ADM」は「あざ」の一種。「後天性真皮メラノサイトーシス」または「後天性太田母斑」ともいいます。30~40代に出てくることがあり、目の下や、ほおの高い位置に左右対称に出るのが特徴です。肝斑と同じような場所ですが、こちらは青や紫っぽい色で、小さな点々が集まった感じになります。ただ、これもケースによって、シミのように茶色っぽい場合もあり、医師でも判別が難しいこともあります。

ADMは、美白剤を塗っても内服しても治りません。シミよりも深いところ、真皮といわれる層に色素があるので、レーザー治療が必要になります。ただ、一度治療をすれば繰り返さないので、完治するものといえます。気になる場合は皮膚科に相談してみましょう。

 

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顔のシミの悩み。皮膚科に行こうか迷っている人へのQ&Aアドバイス 画像(6/3) シミ対策におすすめの美白クリームや美白美容液、ホワイトニングマスク

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皮膚科に行って治るシミもあれば、難しいシミもあるよう。でも、専門医の診断で正しくシミを見極めることはできます。その上でどうしたいか考えていきましょう。