栄養豊富でアンチエイジング効果も! 「かぼちゃ」の実力は意外に侮れない

すっかり人気イベントになったハロウィンの飾り、ジャック・オー・ランタンでもおなじみの「かぼちゃ」。緑黄色野菜の代表で、スーパーでも一年中見かけるかぼちゃですが、そのルーツや種類までは知らない方も多いのではないでしょうか?
今回は身近なのに、意外と知られていない「かぼちゃ」の魅力に迫ります。
じつはアメリカ生まれ?かぼちゃのルーツ
私たちが普段食べているかぼちゃは、「日本かぼちゃ(東洋種)」という品種。ねっとりとして水分が多めなので、かぼちゃの煮物にピッタリの性質を持っています。このほかに、かぼちゃには西洋料理に使われるホクホクした食感の「西洋かぼちゃ(西洋種)」、ハロウィンで使われている「ペポかぼちゃ」などがあります。
かぼちゃの原産地はアメリカ大陸で、探検家で有名なコロンブスがヨーロッパに持ち帰りました。日本に入ってきたのは16世紀頃で、ポルトガル人が来航した際に伝えられたとされています。ちなみに、かぼちゃの名前の由来は、国名のカンボジアが転じたという説もあります。
日本では、北海道で盛んに生産されているほか、南半球のニュージーランドやメキシコから輸入されています。その量は、年間約10~11万トンほど。夏野菜であるかぼちゃが、年中出回っているのは、豊富な輸入のおかげなのですね。

冬至にかぼちゃを食べるとよいのはなぜ?
かぼちゃには、ベータカロテン・ビタミンB群・カリウムなどの栄養素が豊富に含まれています。ベータカロテンには免疫を高める、カリウムには高血圧を抑制する効果があります。さらに、ビタミン群も豊富に含んでいることから、女性にはうれしいアンチエイジング効果が期待できそうですね。
ところで、日本では夏野菜であるかぼちゃを、なぜ「冬至に食べると健康にいい」と言われているのでしょうか? 栄養学から観ると、かぼちゃには身体を温め、免疫力を上げてくれるので、風邪や中風を予防してくれるんだそうです。
かぼちゃは収穫してから少し寝かせると、栄養価が増します。保存も効くので、安くなっているときに買い置きしておくといいかもしれませんね。
【関連レシピ】かぼちゃのミルクスープ

ホッコリとしたスープで、寒い日に芯から温まれます。
<材料>(4人分)
かぼちゃ…550g
固形スープの素…2個
スキムミルク…大さじ6
・カレー粉、塩、粗びき黒こしょう
<作り方>
1.かぼちゃは皮をつけたまま約3cm角に切る。
2.鍋にかぼちゃと水1と1/2カップを入れて強火にかける。煮立ったら固形スープの素をくだいて加え、かぼちゃがやや煮くずれるまで中火で煮る。
3.カレー粉大さじ1を加えて溶かし、スキムミルクを1と1/2カップの水に溶いて加え、温まったら塩、こしょう各少々で調味する。器に注ぎ、こしょうをふる。
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