原因は夫婦喧嘩にアリ!? 子どもの脳を変形させる「マルトリートメント」の対策方法

#育児・子育て   
子どもの前での夫婦喧嘩は語彙力と理解力の低下を招く


子育てはいつだって手探り状態。時には怒りすぎてしまい、子どもの寝顔を見ながら反省することもあります。親として子どもの健やかな成長をサポートするためには、どのような育児をすればよいのでしょうか?

 

子どもの脳を変形させる「マルトリートメント」


10月28日放送の「世界一受けたい授業」(日本テレビ系)では、子どもの脳を変形させる「マルトリートメント」を取り上げました。「マルトリートメント」とは、「悪、不良」を意味する「マル」と、「扱い」を表す英単語「トリートメント」を組み合わせた言葉。番組では「不適切な養育」を示す言葉として紹介されていました。

たとえば、よくやってしまいがちな子どもの前での夫婦喧嘩。何度も繰り返していると、子どもの脳が「もうこの状況を見たくない」と判断し、後頭葉にある「舌状回」が縮小して語彙力や理解力が低下することも。

また、親からの過干渉によって「信用されていない」と感じた子どもは「扁桃体」が変形し、いつもビクビクしている大人になる可能性があります。他にも、兄弟・姉妹と比較したり、感情的に暴言を吐いてしまっている人は要注意。子どもの脳に深刻なダメージを与えないためにも、誰かと比較することなく個人として向き合い、叱る場合は60秒以内でお説教を終えるようにしましょう。

もしも過去に「マルトリートメント」をしてしまったとしても、子どもの脳を回復させることは可能で、親子関係をよくするための言葉として挙げられたのは「助かったよ」というセリフ。子どもがお手伝いをしてくれた時などに正直に伝えると、子どもは「自分は役に立っている」と感じ、脳に響くんだそう。

もう1つは、子どもの言った言葉を繰り返す方法。親が自分の話を理解していると思えば、子どもは積極的に会話を楽しむようになります。

 

夫婦喧嘩を子どもの前でしない工夫


【写真を見る】夫婦で協力してのびのび育児することが重要


SNSでは「マルトリートメント」の解説を見てドキリとした親の反響が続出。特に夫婦喧嘩について心当たりがある人が多く、「ヤバいよ、夫婦喧嘩しまくってる…」といった声が相次いでいます。

夫婦としてぶつかってしまうのは当たり前。大切なのは「子どもの前で喧嘩しない」という点です。子どもの前で喧嘩しない工夫としては、「別の部屋に移動して頭を冷やす」「テレビをつけてそっちに集中する」といったものが王道スタイル。

中には「自分はサボテンだと思い込む」「脳内でありったけの暴言を並べておいて、子どもが寝てからどれを言おうかシミュレーション」「言葉を吐き出さないよう食べ物を詰め込む!」なんて個性豊かな変化球を選ぶ人も。

菩薩のような心で子育てをするのはなかなか難しいことですが、できそうな努力はしたいところ。「マルトリートメント」をしないよう、のびのびと育児したいものですね。

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