学べることが楽しい! けれど、仕事と学校の両立が難しくなっていき/戦争さえなければ(7)

当時のばあちゃんの一日

53歳で中学生になったおばあちゃんが語る「戦争がにくい」という言葉/戦争さえなければ(1)
『戦争さえなければ』 7話【全12話】


戦争で家族も教育も奪われたとある女性の、生きた証を辿る実話。

80年前、鹿児島県の離島・徳之島で戦争が激しさを増す中、イラストレーター兼漫画家・てんてこまいさんの祖母である洋子さんは、飢えに苦しみ家族全員を失ったそう。その深い心の傷は、生涯癒えることはありませんでした。

教育を受けることも、文字を学ぶ機会も奪われたおばあちゃんは、53歳になって大阪の夜間中学校に入学。先生や仲間たちと出会い、信頼関係を築きながら、ようやく自分の人生を歩み始めます。そんな祖母が綴った一編の作文「戦争がにくい」。そこには、想像を絶するような戦時下の暮らしと、飾らない言葉で綴られた叫びが記されていて…。

孫であるてんてこまいさんが綴る、おばあちゃんの「生きた証」をお送りします。

※本記事はてんてこまい著の書籍『戦争さえなければ』から一部抜粋・編集しました。


仕事との両立は大変

明日も仕事やろ?

体もたんって!!

とてもじゃないけど生活していかれへん…!!

(※)当時祖母が働いていた清掃会社では派遣先の会社に手数料として50円/時引かれていたそうです。

肥料は何やりました?

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