「いつか」という魔法はない!チャンスは行動を起こした人だけが見つけられるもの【50代インフルエンサーの人生観】

歳をとるのが楽しい!52歳からの人生スタート
フォロワー数22万人超え、SNSで大人気の50代インフルエンサー・姫さん。おしゃれでかわいいファッションやヘアスタイルを夫と発信する人気急上昇中の50代女性です。
一際目を引く真っ白な髪色は、ブリーチなしの地毛。20代の頃、重度のパニック障害を患い白髪になり、ずっとコンプレックスだった髪色で、これまでの人生の多くを自己否定とともに生きて来たそう。そんな彼女を救ってくれたのが、夫である「殿ちん」とインスタグラムでした。
50代にしてようやく人生が始まる、という姫さん。読むと年齢を重ねるのが楽しみになるような、姫さんのエッセイをお届けします!
※本記事は姫著の書籍『52歳、今ようやく人生が始まるの』から一部抜粋・編集しました。
「いつか」という魔法はない

私は短大在学中にモデル活動が本格化したので、いわゆる「就活」をしたことがありません。
アルバイトの面接では、年齢や外見(当時は白髪を隠すためにブリーチして金髪にしていました)で落とされることも、よくありました。
なんとか働ける場所を見つけても、少し症状が和らぎ、「もう大丈夫かな」と思って油断すると、また症状が悪化する。そんな日々が続くうちに、「私なんて」「どうせできない」が口癖になっていました。
でもそれは結局、病気を言い訳にしてできない自分から逃げていたのです。
少し症状がよくなると、「いつか私にもチャンスが来たら……」と思うことはありましたが、やっぱりやりたくないことや、苦手なことに対しては、何かしらの理由をつけてやらずにすむよう逃げていたと思います。
でも、何もしていないのに、人生がいきなり変わるなんてあり得ませんよね。チャンスは行動を起こした人だけが見つけられるもの。探しに出ない人に、見つかるはずなんてないのです。
結局、「いつか」という魔法はないのだと、私は気がつきました。だから「いつかやろう」と思っていることは、「今」やったほうがいい。むしろ「今」やらなきゃ、きっとその先もずっとやらない人生が待っているような気がします。
私自身がそうだったので、すごくよくわかります。私が“やらなかった後悔”をこれまでどれほどしてきたことか。
だからこそ、これからは、「いつか」ではなく「今」できることをやっていきたいと、強く思うようになりました。
50歳になってからは、車の運転免許を取り直すという大きなチャレンジをしました。免許証の期限切れから半年以上経過させてしまい、仮免許から取り直しになったのです。
14年間車通勤をしていたので、ペーパードライバーではありませんでしたが、免許を取得したのは遙か昔、高校生の頃……。ルールも変わっているし、今さら勉強なんて頭に入ってこない。免許の再取得は本当に嫌々でした。
試験当日は緊張してお腹をくだすこともありました。試験はもちろん緊張しますが、そもそも、夫の殿ちんが運転する車以外で出かけたことがほとんどない(それ以前に、自分の運転で遠出したことなんて、ここ20年間はほとんどなかった)ので、いろんな意味で心臓が飛び出しそうでした。
終わったあとは、「終わった〜」という安堵感と共に、私でも高速の運転ができたことに、大興奮状態でした。
だけど、この年齢で勉強したり、試験を受けたりという経験はなかなかありません。終わった今となってはいい経験だったと、思えるようになりました。
「合格」って嬉しいものですよね。この達成感もクセになりそうで、また何かにチャレンジしたくなっています(笑)。
今は「人生100年時代」とよく言われます。つまり、50歳はちょうど折り返し地点。人生後半戦への入り口なのです。
まだまだ「スタート」地点。そう考えたら、何でもできる気がしませんか?
「いつか」などと言って、「今」やらないなんて、もったいない。
だから私も「今」できることを、どんどんやっていきたいと思っています。
著=姫/『52歳、今ようやく人生が始まるの』
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