1分放置で驚きの白さに! シャツの黄ばみを台所用洗剤でキレイに落とす裏ワザ
破けたり、ゴムが伸びてしまったりした場合は諦めもつきますが、ちょっとした黄ばみでお気に入りの洋服を捨てるのはもったいないですよね。「まだ着られるかも」という気持ちが働き、なかなか思い切れないことも。そんな時はしつこい黄ばみを落として、もう一度洋服を“一軍入り”させてあげましょう。
皮脂汚れには台所用洗剤
11月1日放送の「ガッテン!」(NHK)では「シャツの黄ばみ一発解消」という特集を放送しました。お風呂で清潔にし、衣類の洗濯も怠っていないのにいつのまにかできてしまう黄ばみ。司会の立川志の輔は「自分の首元には洗剤よりもすごいものがついてるってこと?」と疑問を投げかけました。
実は、黄ばみの正体は「皮脂」。繊維についた皮脂は落としきるのが難しく、たとえ200回洗濯しても元には戻りません。着用と洗濯を繰り返すうちに皮脂は徐々に蓄積し、しだいに酸化することで黄ばみへと変貌を遂げます。
それならプロの業が詰まったクリーニングに頼めばいいじゃないか… と思う人もいるでしょうが、有機溶剤という油の一種で洗うドライクリーニングは、水溶性のたんぱく質汚れを落とすのが苦手。皮脂と同様に、たんぱく質も酸化すると黄ばみを発生させる原因になることも。
番組では、家庭の水洗いで皮脂までガッツリ落とす裏ワザを紹介。まずは油汚れを落とすことに特化した台所用洗剤と酸素系漂白剤、水を混ぜて泡立て、黄ばんだ部分に塗り込み1分ほど放置します。あとは洗濯洗剤でいつも通りに洗濯すればOK。
毎回必ずやる必要はなく、3カ月に1回程度か衣替えの前に行えば皮脂まですっきりと落とすことができます。裏ワザを試した人は、キレイに黄ばみが消えた服を見て思わず感動していました。
200円で驚きの白さ
SNSでは、黄ばみ落としに役立つ商品がいくつか挙がっています。「オキシクリーンはミルク汚れで黄ばんだ息子の服が真っ白!」「帽子の黄ばみにも効果てきめんだった」といった声が上がるなど人気の商品。
Instagramには「♯オキシクリーン」というハッシュタグをつけた投稿が4万件近くあり、服だけでなく靴やブラインドの汚れ落としにも大活躍しているよう。
そして、固形石鹸の「ウタマロ」も主婦から大人気。200円程度で買えるため「コスパ最強」「驚くほど白くなって爽快感を味わえる」との呼び声も高く、箱買いしている人も少なくありません。
ちょっとした工夫で黄ばみを落とすことは可能。憎き黄ばみを退治して、輝くような白さを取り戻しましょう。