知らなかった!「ブレザー」の名前の由来/子どもに話したい雑学(38)

子どもは、身の回りにあるものや、世の中で起きているさまざまな事柄に対して「何でだろう?」と疑問を抱くものです。親が子に、この世の中をより深く知るための知識や知恵を伝えることは、昔も今も変わらず大切なことですよね。
そんなときに活用できるのが教養系雑学です。学校では教わらない、子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまうおもしろ知識や生活の知恵をご紹介します。
※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。
ブレザーの語源は「炎のようだ!」である
トラッドファッションの重要アイテム「ブレザー」。紺色の「紺ブレ」はビジネスウエアとしても人気だが、ブレザーのルーツは「炎のような真っ赤」だった。
1877年、イギリスのオックスフォード大学とケンブリッジ大学の間でボートレースが行なわれた。ケンブリッジの選手たちはカレッジカラーの真っ赤な上着を着て勢ぞろいし、ボートに乗り込む際に一斉に脱ぎ捨てた。
その鮮やかさに観客たちから、「炎のようだ!(Oh! Blazer!)」と歓声が上がったのだ。
このことから、テーラードカラーや金属のボタンを特徴とするスポーティーなジャケットを、「ブレザー」と呼ぶようになった。
アメリカでは、1930年代に東部の名門大学「アイビーリーグ」を中心に、カレッジカラーで胸章のついたブレザーを着ることが流行した。
日本では、1960年代に「アイビールック」が大流行して、ブレザー姿の若者たちが街にあふれた。そして今では、ブレザーは年齢や性別を問わず広く愛用されている。
監修=多湖輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』
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