「アイシャドウ」の歴史は紀元前3500年頃から。当時の意外な用途とは?/子どもに話したい雑学(45)

子どもは、身の回りにあるものや、世の中で起きているさまざまな事柄に対して「何でだろう?」と疑問を抱くものです。親が子に、この世の中をより深く知るための知識や知恵を伝えることは、昔も今も変わらず大切なことですよね。
そんなときに活用できるのが教養系雑学です。学校では教わらない、子どもが思わず「パパ、ママ、すご~い!」と言ってしまうおもしろ知識や生活の知恵をご紹介します。
※本記事は多湖輝監修の書籍『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』から一部抜粋・編集しました。
アイシャドーは「虫除け」!?
目元に陰影をつけることで、顔全体を立体的に見せる効果があるアイシャドー。目の縁を少し描いただけで印象がガラリと変わる人気の化粧品である。
その歴史は古く、紀元前3500年頃のエジプトの女性は、すでにアイシャドーをしていたといわれる。しかし、これは現在のアイシャドーのように、自分の顔を美しく見せるためのものではなかった。その目的は、なんと「虫除け」だった。
当時、エジプトのナイル川ではメマトイというハエが大量に発生した。そのハエは人間の目から出る水分を求めて集まったことから、それによって眼病になる人が相次いだ。そこで、ハエが目に入るのを防ぐために、人々はアイシャドーを目の周りに塗るようになったのだ。
当時のアイシャドーには、黒と緑の染料が使われた。緑は孔雀石(マラカイト)、黒は粘土鉱物の一種であるコリライトを砕いて細かくすりつぶした粉末。これを油で練って、香料を溶け込ませたものを両目のまぶたに厚く塗ったのだ。こうしてアイシャドーを塗った目には、魔除けの役割もあったとされている。
アイシャドーの風習はギリシャ、ローマ時代にも続き、後にベールで顔を隠すアラビアの女性のおしゃれとして継承。
18世紀には舞台化粧として用いられたが、一般に普及するのは20世紀も半ばになってからだった。
監修=多湖輝/『頭のいい子が育つ! 子どもに話したい雑学』
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