【なすの蒲焼き重】とろけるおいしさでごはんが進む

植物性の食材を中心にした、ゆるやかな食事スタイル「プラントベース」。その考え方を取り入れた食事「プラントベースゴハン」を提唱するフジヤマリエさんによる、野菜を中心とした少ない食材とシンプルな調味料で簡単に作れるレシピ。
1種類ではもちろん、作り置きしてアレンジも楽しめる野菜たち。食生活にたっぷり野菜をとりいれていきましょう！

※本記事はフジヤマリエ著、中村美穂監修の書籍『材料1つから作れる満足野菜おかず』から一部抜粋・編集しました。

＜すぐできる＞＜ごちそう＞なすの蒲焼き重

鰻もいいけれど、とろ～り絶品ななすの蒲焼きはいかが？　鰻に負けずとも劣らない一品です。

◆材料（1人分）
なす……2本
酒……大さじ3
みりん……大さじ3
きび砂糖……大さじ3
しょうゆ……大さじ3
ごま油……大さじ1
温かいご飯……適量

◆作り方
1. なすは皮をむき、水に3分ほどさらしてアク抜きをする。

2. 小鍋に酒、みりんを入れてひと煮立ちさせたら砂糖、しょうゆを加えて混ぜ合わせ、とろみがつくまで煮詰める。

3. ラップでなすを1本ずつ包み、耐熱容器に入れて電子レンジで3分加熱する。なすに縦に切り込みを入れて開き、さらに左右に縦に切り込みを入れて開く。

4. フライパンにごま油を熱し、なすの切り口を上にして並べ入れて焼く。焼き色がついたら裏返し、さらに焼く。2分ほど焼いたら2をハケでぬり、裏返して同じようにぬる。

5. 温かいご飯を器に盛り、上に残った2をかけ、4をのせる。お好みで山椒をかける。

・大さじ1は15ml、小さじ1は5mlです。ひとつまみは親指と人さし指と中指の3本の指でつまんだ量、少々は親指と人さし指の2本の指でつまんだ量が目安ですが、個人差があるので味を見ながら調節してください。

著＝フジヤマリエ、監修＝中村美穂／『材料1つから作れる満足野菜おかず』