洗っていない衣類、洗濯機に入れっぱなしは菌の増殖の温床に!? プロが教える「まとめ洗い」のコツ

洗っていない衣類、洗濯機に入れっぱなしは菌の増殖の温床に!?

洗濯物が増える夏。さらに電気代や水道代の高騰も重なり、洗濯回数を減らす工夫として、洗濯物をためてから洗う「まとめ洗い」を取り入れる家庭が増えています。実際にライオン株式会社が6月に実施したアンケートでは、約4割が「以前よりもまとめ洗いが増えた」と回答しています。

節約のために以前よりもまとめ洗いをする回数が増えましたか?


また、「洗う前の洗濯物の保管場所」を聞いたところ、24.6%が「洗濯機にそのまま入れている」、さらに9.1%が「用途に応じて洗濯機と洗濯かごを併用している」と回答しており、約3人に1人が洗濯槽を保管場所として使っていることが分かりました。

洗濯機で洗う前の洗濯物はどこに置いていますか?


ただ、洗濯槽内は湿気がこもりやすいため、皮脂や汗を含んで汚れた衣類や濡れたままのバスタオルを放置すると、菌が増殖し、嫌なニオイの発生につながることがあります。洗濯物は、風通しの良い洗濯かごなどに保管し、バスタオルなど湿気がある衣類は洗うまで乾かしておくのがおすすめです。

※Xアンケート調査:2025年6月ライオン株式会社調べ

お洗濯マイスターが「まとめ洗い」についてアドバイス!

一見効率的な「まとめ洗い」ですが、このように洗う前の洗濯物の保管方法や洗い方を誤ると、菌の増殖や洗浄不足につながる可能性も。そこで、そんな「まとめ洗い」の対策について、ライオン株式会社お洗濯マイスターの大貫和泉さんに伺いました。

ライオン株式会社お洗濯マイスターの大貫和泉さん

▶教えてくれたのは
ライオン株式会社 お洗濯マイスター
大貫和泉さん
(消費生活アドバイザー、繊維製品品質管理士 健康予防管理専門士)


着用した衣類には多くの菌類が付着しています。湿ったまま放置すると菌が増殖し、嫌なニオイの発生につながるので、通気性の良いかごに入れましょう。洗濯の時に仕分けるのが手間であれば、あらかじめ洗濯かごに大きめの洗濯ネットと小さめの洗濯ネットの2つを用意しておき、衣類を脱いだら直接洗濯ネットに入れると時短にもなって便利です。バスタオルなどは、洗濯するまで吊るして乾かしておくのがポイントです。

衣類を脱いだら直接洗濯ネットに入れると時短に


(1)洗濯機の容量は“7割”がカギ
洗濯物を詰め込みすぎると、水の中での洗濯物の動きが悪くなり、汚れが落ちにくくなります。洗濯機に入れる量は、容量の7割程度(洗濯槽の銀色の部分が5cm程度見える)を目安に。洗浄力をキープしながら効率よく洗い上げるための基本です。

洗濯機の容量は“7割”がカギ


(2)前処理でニオイ&汚れ対策
襟や袖口など、汚れが気になる部分には、あらかじめ液体洗剤を直接塗っておくことで、洗浄力が高まります。※使用した分の洗剤は、洗濯機に入れる量から差し引いてください。

前処理でニオイ&汚れ対策


さらに洗剤には、“高い洗浄・消臭力”と“衣類本来の色を保つ機能”を両立させた唯一(※1)の洗剤、高濃度コンプリートジェル「NANOX one」がおすすめ。すすぎ1回の洗濯を推奨し、節水・節電・CO2削減という側面からも環境に貢献しています。

写真左より、NANOX one スタンダード、ニオイ専用、PRO、部屋干し


(1)洗濯を繰り返しても色あせ(※2)しにくく、衣類長持ちを実現!
独自の「高い洗浄・消臭力」と「衣類本来の色を保つ機能」の両立により、衣類がキレイに長持ちします。

(2)泡切れがよく、“すすぎ1回の洗濯”にも対応
ライオン株式会社は、地球環境に配慮し、“すすぎ1回の洗濯”を推奨しています。すすぎ1回でも高い洗浄・色あせ防止効果を確認しています。

(3)本体容器にバイオマスPET(※3)を使用
本体・本体大の容器にバイオマスPET(※3)を使用しています。また、残量がわかりやすく、つめかえやすい透明ボトルです。 

※1)ライオン株式会社衣料用洗剤内
※2)洗濯中の衣類同士の摩擦に起因する色あせ
※3)ボトル部のみ。ノズル部、キャップ部等は除く

* * *

夏は特に「洗う前の洗濯物の保管場所」が大切!まとめ洗いの際には、洗っていない衣類の置き場所にも気をつけましょうね。

文=秋武宏美

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