【NG行動がわかる防災事典】外出中に地震が起きたら! 頭を守り、店員の指示に従って避難しよう

今、日本では自然災害リスクが日に日に増大しているとされており、「備えている人」と「備えていない人」の差も生まれ始めているそうです。
地震・津波、台風・集中豪雨といった自然災害が起こったときのために、知識を身に着けておくだけで大切な人の命を守ることができるかもしれません。
「あのとき、ああすればよかった」と後悔しないために、元レスキュー隊員で防災アドバイザーのタイチョーさんが、災害が起こったときの判断などを教えてくれます。
突然の災害時にやりがちな「NG行動」と、その代わりに取るべき「正しい行動」を、ぜひ参考にしてみてください。
※本記事はタイチョー著、みぞぐちともやイラストの書籍『大地震・津波・集中豪雨が起こったそのときに NG行動がわかる防災事典』から一部抜粋・編集しました。
外出中の地震▶︎スーパー/飲食店など
買い物かごやバッグなどで頭を守り、店員の指示にしたがって避難しよう
場所ごとの危険を察知して身を守る!
スーパーマーケットやデパートで買い物中に地震にあった場合、商品棚が倒れてきたりショーウインドウが割れたりする危険があります。買い物かごやバッグなどの持ち物で頭を守り、かがんで揺れがおさまるのを待ちます。揺れがおさまったら店員の指示や避難口誘導灯にしたがって避難をしてください。
飲食店で火を使っている場合、火を消そうとせずすぐに火元から離れることが大切です。揺れがおさまったら店員の指示にしたがい非常口へ避難してください。
・スーパーマーケット
買い物かごで頭を守る!
買い物かごをかぶって頭を守りましょう。揺れがおさまったら店員の指示や避難口誘導灯にしたがって避難を。

・コンビニ
缶やビンに注意!
バッグなどで頭を守り、缶やビンなどの硬い商品や窓ガラスの破片に注意しましょう。揺れがおさまったら店員の指示にしたがい避難します。

・飲食店
火を消さず、すぐに離れる!
揺れがおさまったら非常口へ。お店に入ったら非常口の確認を習慣にしましょう。

・エスカレーター
急ブレーキに注意!
特に混雑した下りのエスカレーターでは一人の転倒が連鎖し、大惨事になる可能性も。

・大きな公園
大きな木や街灯も倒れる危険あり
倒木や街灯の倒壊に注意し、広場やグラウンドなどの広い場所へ避難しましょう。

・山の中
滑落や落石に注意!
登山道や崖から滑落しないようしゃがみ、揺れがおさまるのを待ちます。揺れがおさまったら落石や崖崩れに注意して下山してください。川には近づかないように。

・海岸
すぐに海岸から離れる
地震が起きたら速やかに海岸から離れましょう。津波警報・注意報が出されたら、高台や「津波避難ビル」などの「津波避難場所」や頑丈で高いビルの上階へ避難し、津波警報・注意報が解除されるまでその場にとどまりましょう。

著=タイチョー、イラスト=みぞぐちともや/『大地震・津波・集中豪雨が起こったそのときに NG行動がわかる防災事典』
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