肌トラブルにさよなら!正しい体の洗い方「基本のルール」をまずチェック
正しい体の洗い方6つのポイント
次のポイントに気をつけながら体を洗いましょう。
洗う前にひとシャワー!で肌を潤す
乾いた肌にソープをつけると、洗うときの摩擦が強くなり、肌トラブルの原因に。洗う前に湯船につかるか、ぬるま湯のシャワーを数秒、サッとかけておきましょう。肌が潤えば、汚れが浮き上がりやすく、ソープの泡立ちも良好に!

ソープの適量をパッケージでチェック
ソープは多すぎても少なすぎてもダメ。量が少ないと泡立ちにくく(液タイプの場合)、洗うときの摩擦が強くなってしまいます。逆に多すぎると、すすぎ残しの原因にも。パッケージに記載された適量をチェックして!

ソープを使うのは1日2回まで
朝シャワー、運動後にもシャワー、夜はゆっくり湯船……なんて日は、洗い過ぎてしまいがち。1日に何度もソープで洗うと、必要な皮脂まで落ちて乾燥しやすくなります。3回目以降は、ソープを使わず汗を流すだけにとどめて。
ゴシゴシこすらず全身を手洗い
ナイロンタオルやかたいブラシでゴシゴシこすると、肌はゴワつき、黒ずみの原因に。理想は、泡を滑らせるように手でなで洗いをすること。手が届きにくい部分は、ガーゼや綿の手拭いなど、肌当たりのやわらかい布を使って。

シャワー&湯船は38〜40℃に
シャワーや湯船のお湯が熱いと、必要な皮脂まで流れて、乾燥やかゆみの原因に。逆に冷たすぎると、すすぎ残しの心配も。お湯は38~40℃がベスト。シャワーを長時間浴びるのも肌への負担になるので、サッと手早く流して。

目指すはきめ細かなクリーミー泡
固形石けんや液体ソープは、ぬらした手に取り、しっかり泡立てます。理想は、もっちりしたクリームのような、きめ細かい泡。両手を合わせ、細かく動かすときめ細かい泡が作れます。泡立てネットを使ってもOK!

【OK】
きめ細かなクリーミー泡

【NG】
空気を含んだ大きな泡
なぜきめ細かい泡がいいの?
きめ細かい泡は、肌との接地面が広く、汚れをしっかりキャッチ。皮膚の細かな溝にも入り込んで、隅々まで汚れを落としてくれます。洗い上がりが、すっきりなめらかに!

* * *
シャワーをあびるたびに、たっぷりのソープとしっかりしたブラシでゴシゴシと洗うのが肌のため…と思っていたら大間違いでした! 肌はやさしく、大切に洗いましょうね。
イラスト/別府麻衣 編集協力/及川愛子
文=高梨奈々
Information
<レタスクラブ 2025年9月号より>

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