汚れやすい部位はしっかりと!<パーツ別>体の洗い方ガイド

汚れやすい部位はしっかり!パーツ別体の洗い方ガイド

体には、わきの下のように皮脂腺が多かったり、関節のように細かいシワがあったりして、汚れがたまりやすい場所があります。そこで、パーツ別に体の洗い方をレクチャー。それぞれの部位に合った洗い方をして、全身をすっきり清潔に保ちましょう!

【画像で見る】体を洗うときに目指すべき泡は?OK & NG例
野村有子先生

教えてくれたのは…
野村有子先生
野村皮膚科医院院長。肌トラブルの治療はもちろん、その原因となる生活習慣や環境にも目を向けた丁寧なアドバイスに定評がある。『図解 スキンケア 正しいスキンケアから皮膚病治療へ』(南江堂)など著書多数。

パーツ別体の洗い方。気をつけたいのは7つのポイント!

次のポイントに気をつけながら体洗いをしてみましょう。

洗う順は上から下!
上から順に洗って流せば、洗い終えた場所が汚れる心配はなし。体を洗ってから髪のトリートメントを流すと、背中のニキビの原因に。気になる人は先に流して!

洗う順は上から下!


耳の後ろはシャンプーのついでに洗う
汗や皮脂がたまりやすく、髪が長いと通気性も悪いため、ニオイの発生源になりがち。髪を洗うついでにシャンプーの泡を使い、指先でやさしくなぞって。

胸・わきは泡でなぞるように洗う
胸やわきは汗腺が多い場所。しっかり洗いたいけれど、ゴシゴシこするのはNG。1パーツにつき5~6秒を目安に、泡をやさしく滑らせるようにして汚れを浮かせて。

関節は伸ばして洗う
ひざやひじなど関節の内側はシワが多く、サッと洗うだけでは汚れが残ってしまうことも。しっかり伸ばして、泡を隅々まで行き渡らせて。

デリケートゾーンは前から後ろにやさしく
膣(ちつ)や肛門まわりも、ボディ用ソープで。洗うときは、尿道・膣の周りから始め、最後に肛門を。流すときも、前から後ろに。ニオイが気になる人は、専用のソープや保湿剤を使ってみて。

足の指の間は1つずつ丁寧に
足先はムレやすく、ニオイや雑菌の温床に。特に見落としがちなのが、指の間。足先全体をざっくり洗うのではなく、1本ずつ広げながら丁寧に洗って。

背中に手が届かなければタオルを使う
背中は手が届きにくく、皮脂の分泌が多い場所。理想は手で洗うことで、肌への負担が少なく、ストレッチ効果もあって一石二鳥。届かない部分はタオルでフォローを。

背中に手が届かなければタオルを使って


* * *

ただ漫然と体全体をタオルやブラシでゴシゴシこするだけでは、汚れが落ちていない部分が残ってしまいます。それがニオイの原因にもなるので、パーツ別の洗い方をマスターして、ピカピカボディを目指しましょう!


イラスト/別府麻衣 編集協力/及川愛子

文=高梨奈々

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