読書感想文は8千円、自由研究は1万3千円… 横行する「宿題代行サービス」に賛否の声

夏休みや冬休みなど子どもたちの長期休みには“宿題”がつきもの。しかし最近は、子どもを受験勉強に集中させるために「宿題代行サービス」を使用する親も多いのだそう。ネット上ではこのサービスに賛否の声が上がっています。

 

■ 「宿題代行サービス」に賛否の声

昨年11月の日本経済新聞で、子どもの宿題や自由研究などを請け負う「宿題代行サービス」が横行し、教師から戸惑いの声が上がっていることが取り上げられました。宿題代行サービスを頼む親には、「宿題を外注して受験勉強に集中させたい」といった思惑があるよう。

ネット上ではこの考えに「そのくらい自分でやったらいいのにね」「宿題くらいサクッと片付けられないなら、受験しても厳しいんじゃないかな」「先生たちだってやる必要があって出してるわけだし、それをプロでもない親がやらないって判断するのは違うんじゃないの?」「内容じゃなくて、『これを約束の日までにやってきてね』を守るための訓練だと思うんだけど」と批判的な意見が続出。

一方で「受験するために塾に通ってる子は、1年先の内容やってたりするもんね。そういう子にとっては宿題は負担でしかないよなぁ」「受験する子なら、正直宿題やってる時間は惜しい」「宿題が負担になって希望の学校に行けなくなるより、宿題を代行して子どもを受験勉強に集中させたい親の気持ちはわかる」といった肯定的な意見も上がっています。

 

■ 宿題代行サービスってどのくらいの値段なの?

実際に「宿題代行サービス」を行っている業者のサイトを見てみると、よく利用されるのは読書感想文や自由研究などが多いよう。とある「宿題代行サービス」業者では、読書感想文・作文・レポート2枚(800字)で8,000円、5枚(2,000字)で18,000円、さらに緊急のものはプラス3,000円で承っていました。他にも小学生のポスター・イラストは材料・郵送費込で23,000円、自由研究は13,000円から代行が可能です。

この金額には「想像以上に高い!! 代行頼んでもいいと思うけど、これなら子どもに同額のおこずかいあげた方が効果あるんじゃ…」「1時間くらいでできそうな自由研究キット使った方が早くて安くない?」といった声が続出。

宿題代行サービスに関しては、2014年11月2日に放送された「ニュースな晩餐会」(フジテレビ系)でも特集されています。同放送では「宿題代行は悪なのか!?」をテーマに、尾木ママこと尾木直樹と現役の宿題代行業者が直接討論。スタジオの意見は「賛成」と「反対」で真っ二つに分かれており、ネット上にも「子どもに嘘をつかせることが最悪っていう意見に全面的に賛成」「良くないと思うけど、でもしょうがないかな~って感じ」「やっても力にならない宿題ならやる必要はないと思う」と賛否両方の声が上がっていました。


賛否の決着がつかなそうな「宿題代行サービス」問題。子どものことを第一に考えて、どの選択が正解なのか、きちんと見極めたいですね。