まずははっきりと断る!もしもに備えて練習しておきたい「自分を守る方法」【子ども防犯性教育】

後を絶たない子どもをターゲットにした性犯罪。子どもが成長するにつれ、親の目が届かない時間が増えるため、子ども自身が危険を察知できる知識や練習が必要になってきています。
でも、何にどう気をつけさせればいいの? 「危ない場所」や「怪しい人」って、子どもにどう伝える?子どもにも理解できて、覚えておける方法って?
大切なことなのに意外とわかりづらい、性犯罪から身を守る方法や知識を、親子で学んでみませんか。
※本記事は監修:高橋 幸子、清永 奈穂、まんが作画:フルカワ マモる著の書籍『10歳までに知っておきたい まんがでわかる! 子ども防犯性教育』から一部抜粋・編集しました。
おうちで練習できる!正しい自分の守り方3つ
お子さんが危険に遭遇した時にしっかり自分を守れるように、家庭で練習をしておくことが大事です。
(1)「いやです、ダメです、行きません!」の発声練習
研究の結果※、性犯罪者からの誘いに対して「いやです、ダメです、行きません!」と断れば70~80%の犯罪者は諦めることが分かりました。ですが、お子さんが見知らぬ大人の誘いをはっきり断るには、「安全基礎体力」(体力+危機への知識+コミュニケーション力+判断・決断力)が必要です。
普段から「写真撮らせて」「ほっぺた触らせて」などのいろいろなシーンを想定し、大きな声で「いやです、ダメです、行きません!」とお子さんがしっかり断れるように親子でロールプレイング(発声練習)を行いましょう。
※株式会社ステップ総合研究所、千葉県警察本部および愛知県警察本部
(2)防犯ブザーを鳴らす練習
お子さんが危険な状況で声を上げられない時に、防犯ブザーはワンプッシュで周りに異変を知らせることができる大きな味方。ですが、防犯ブザーを普段から持っていても、実際お子さんが使い方が分からず、活用できない場合が多いのです。
そのため、自宅で「こういう人が来たらどうする?」などの質問をして、後ろから抱き着いたり、前から腕をつかんだりしてお子さんが防犯ブザーを実際に鳴らしてみる…といったような練習をしておきましょう。「まちがっていたら後で謝ればいいから、とにかく少しでも怪しいと思ったら使ってね」と声をかけ、防犯ブザーを使用するハードルを下げるのも大切です。
また、防犯ブザーが壊れていないか、電池が切れていないか、適切な場所で持てているか(紐を引きやすいおへそ、腰に近い場所で持てているのがベスト)も併せて確認し、お子さんが最善の状態で防犯ブザーを持てるように気を配りましょう。
(3)腕ブンブン練習・ジタバタ練習
大声を出したり防犯ブザーを鳴らしたりしても、まだしつこく不審者がつきまとってきたり、お子さんに接触してきたりする場合もあります。そんな時でも諦めないで逃げられるように、おうちで普段から親子で下記二つの練習をしておきましょう。普段から何度も練習して慣れておくことで、万が一の時にお子さんが自分の身を守れるようになります。
腕ブンブン練習

保護者がお子さんの腕を掴む。掴んでいる相手の4 本の指と親指の間を切るようにお子さんが腕を横や縦にブンブン振って、腕を振り切る練習。
ジタバタ練習

お子さんがお尻を床につけた状態で、相手のすねを狙うように前後にキックする。相手が足をつかめないほど高速で動かし、ひるんだすきに立ち上がって逃げる。
監修=高橋 幸子、清永 奈穂、まんが作画=フルカワ マモる/『10歳までに知っておきたい まんがでわかる! 子ども防犯性教育』
Information
おすすめ読みもの(PR)
プレゼント応募
 
      「腸活に関するアンケートに答えてQUOカードを当てよう!」
QUOカード1,000円分が3名様に当たる!
メルマガ登録で毎週プレゼント情報が届く!
新規会員登録する
コミックエッセイランキング
コミックエッセイをもっと見る
作品を検索する
レシピランキング
レシピランキングをもっと見る
レタスクラブ最新号
レタスクラブ最新号詳細










 
                   
                 
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                     
                    