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米津玄師「Lemon」熱唱にナンタも!人気韓国俳優イ・サンイ日本初ファンミーティング超詳細感動レポ
“アーティスト”イ・サンイ降臨!ギターで尾崎豊&米津玄師の名曲を熱唱
「ここまでは僕が日本の文化を知る時間でしたが、ここからは皆さんに韓国の文化を紹介する時間です。サンサン大学にはさまざまなサークルがあります。サークルというのはさまざまな人たちと交流を図り親睦を深めるためのものですよね。今日はサンサン大学日本キャンパスの入学式に合わせていくつかのサークルがお祝いしてくれるそうです。
まず1人目はギター・サークルのサークル長です」と紹介すると素早く準備に入るイ・サンイ。
スクリーンがギター・サークル部屋風の映像に切り替わったところで
「こんにちは。ロマンを演奏するギター・サークル長” イ・サンサム” です」と自己紹介。
「なぜ” イ・サンサム” なのかというと僕の名前イ・サンイの最後のイは数字の2を表します。僕は次男なので名前に数字の2を入れたようです。なのでイ・サンサム(サムは韓国語で3)は僕のサブキャラですね。と言いながらイ・サムサ(4)、イ・サムオ(5)、イ・サムユク(6) と数え始めるイ・サンイ。
数字ですからいくらでもサブキャラが作れてしまうというわけですね。
「今日はギター・サークルの代表として準備してきました」とスタンバイ。
スツールに座り、アコースティックギターを抱える姿はあっという間にアーティスト。
水をゴクゴクと飲んでから、マイクチェックとギターのセッティングを。
準備が整ったところで
「ところで昨日は雨が降り、今日は大丈夫だろうかと心配したんですが、晴れて良かったです」とファンを気遣うコメント。そして慣れた手つきでギターをつまびくと「準備できました」どんな曲を披露してくれるのかという期待のこもった大きな拍手が。
ここでなぜギターを始めたのかを教えてくれました。
「兄がギターを弾くんですが小学校の頃にその姿がカッコよくて教えてもらいました。そして先程話したいとこのお姉さんが日本の音楽を聴かせてくれて、もっとギターを弾くようになったんです。初めて弾いた曲はX JAPANの『紅』です」とのこと!
会場からはあんな難しい曲を!?とざわめきが。
「今回は日本のキャンパスに来たので日本の曲を準備しました。上手くできないかもしれないけれどよろしくお願いします。拍手~!」と盛り上げたところで披露した曲は…
尾崎豊の名曲「I Love You」。

出だしのしっとりとしたワンフレーズで会場の空気が一変。
さっきまで美味しいと手巻き納豆を食べていた姿はどこへやら。
ミュージカルで鍛えた圧倒的な歌声と表現力が素晴らしい!
この曲は韓国でも人気で多くの俳優さんたちが歌ってきましたが、個人的に今まで聞いた中で1番上手だったと思いました。柔らかい裏声も完璧で、曲の世界観をここまで歌いあげた俳優さんはいないかも…。
曲が終わるともちろん会場は拍手喝采!
2曲目に披露してくれたのは初めて歌うという米津玄師の「Lemon」。
これまたガラリと違うテイストで歌い上げるのですが、素晴らしすぎる!
声が良いのはもちろんなのですが、その声の使い方、緩急の付け方が完璧なのはもちろん、楽曲を自分の色に染めていくところが凄い。
イ・サンイにはいつかJ-pop曲のカバーアルバムを出していただきたいものです。
2曲を歌い終えて会場から沸き起こる大喝采。
素晴らしすぎるステージに拍手は鳴り止みません。
「緊張したけど楽しかったです。
” I Love You” は一度歌ってみたかった曲。そして他に何を歌えば良いか悩んでいたところファンの皆さんがいろんな曲をおすすめしてくれました。その中でも” Lemon” が良い曲だと思い歌ってみました。でも歌詞を覚えるのが大変でした」。
忙しい合間を縫って練習してくれたことがよく伝わってくる素晴らしいステージでした!
韓国民族伝統舞踊&ナンタを披露!凄すぎるクオリティで会場を圧倒するイ・サンイ
続いてはポンサンタルチュム・サークルが登場。きっと皆さんには新鮮な響きだろうということで、ポンサンタルチュムの解説をしてくれました。
「ポンサンタルチュムは韓国の民族伝統舞踊の一つでして、僕は高校時に副専攻で選び習いました。今回はキャンパスの教育プログラムの一環ですので(徹底して大学というコンセプト!)、韓国の面白いものを準備してみたんです。それでは準備をしてきます。
(日本語で)百聞は一見にしかず!
ちょっと時間がかかるので、皆さんは10秒数えてください。ちょっと待っててくださいね」と舞台袖に行きかけたところで「ゆっくり数えるんですよ~」と念押し。「シジャク!(はじめ!)」という言葉を受けて、ファンの皆さんは声を合わせてゆっくりとカウントダウンを始めます。
ちなみにタルチュムとはタル(仮面)をかぶりチュム(踊り)を踊ること。
人物や動物、神などに扮装し踊りながら台詞を語る演劇の一つです。
特にポンサン(鳳山)タルチュムが有名で、踊りが軽快な上、点”ハンサム”という長くて白い布を両手に持ち動きが華麗なのが特徴です。タルチュムは韓国の名作映画『王の男』などでも描かれていますね。
そしてここから、サンイさんは多芸多才な実力をこれでもかと発揮し私たちをさらに驚かせていきます。
突然の本格的文化交流に驚きを隠せないものの、凄いものを見させてもらった興奮に包まれる会場。
まるで映画の一場面を見ているかのような錯覚に陥った私たちに
「皆さん、初めて見ますよね? でもちょっと疲れました(笑)。初めてのファンミーティングなので僕ができること全てをお見せしたかったんです。本当はタル(仮面)をつけるのですが、僕の顔を見せたかったので仮面なしでやってみました」とのこと。
すると「このポンサンタルチュム・サークルのサークル長を紹介するのを忘れました。僕はサークル長のイ・サンサ(4)です」と再びサブキャラ登場。
そして「実は僕、タルチュムだけでなくナンタも好きなんです。なのでナンタ・サークル長も務めております。ナンタというのは民俗的なドラムと思ってください。ナンタも上手いんですよ。ナンタについてもう少し紹介すると僕は警察広報団で兵役を務めました。そこでは主に広報活動をするのですが、そこでナンタのリーダーでした。そして2年間ナンタを打ち続け、ナンタの棒を握っていました。
なので今回は日本の太鼓をナンタだと思って披露したいと思います」
そして再び、日本語で「百聞は一見にしかず!」と叫ぶと準備に入ります。
するとここでナンタは汗だくになるからと黒ジャケットを脱ぎ白いタンクトップ姿に!
ボクシングで鍛えた筋肉が凄すぎる!洋服を着ているとまったく気づかないので、このギャップに会場はやられてしまいました。(歓声と拍手は今日イチ大きかったような(笑))
「それでは軍生活に戻ります!」と言っていよいよナンタの演奏がスタート。
始める前にポーズを決め「フッ!」と気合いを入れるゆっくりしたリズムで太鼓を打ち始めます。
そして、どんどん早くなりいろんなリズムを刻み始めます。
変化していくリズムと共にサンイさんの筋肉には光る汗が…。
変化していくリズムがどんどん難解になり、私たちはただもう釘付けに。

後半にさしかかると首を激しく振りながら「オイ!オイ!」と相槌を入れ最後には口上まで。
俳優がちょっと頑張ってみたなんてレベルではなさすぎて、呆気にとられてしまうほど!
演奏が終わると会場からは割れんばかりの拍手が!!!
汗だくのイ・サンイが衣装を整えに舞台袖に入った間も、会場ではざわめきが消えませんでした!
「良い俳優になります」…自筆の手紙に込めた真摯な想い
呼吸を整えて再びステージに戻ってきたイ・サンイ。
「韓国の文化を楽しんでいただけましたか?」
もちろん会場全員120%の大声と拍手で応えます。
「こうして韓国と日本の文化交流の時間を設けてみました。イ・サンイについて深く知っていただけましたか?」
もちろん!こんなに知ることになって幸せすぎます!という大興奮のファンたち。
「日本には以前ミュージカルで来たことがあるのですが、単独でくるのは初めてなもので心配で眠れませんでしたが、こんなにたくさんの方に来ていただき心から感謝いたします。時間が過ぎるのは早いものですね」
と、ここで外していた腕時計を着用。
「あっという間に1時間が過ぎましたね。今日は一緒にたくさんの時間を過ごしましたが、今後もサンサン大学日本キャンパスに在学してくださいますか?」という問いに大きな拍手が。
こんな濃密な時間を過ごしたら、離れるわけがありません(笑)!
「最後は皆さんに向けた僕の思いを込めた曲をお届けします。最後はドラマ『社長のお品書き』のOSTから『2人だけの世界』を歌って、ステージを降りたいと思います」
すると会場からは「え~~~~!」という声。
なかなか収まらず少し焦り気味のイ・サンイ。
すると「これで終わりです。ありがとうございます!」と締めくくり、「2人だけの世界」を熱唱しステージを後にしました。
しかしアンコールの声は止まず、手拍子はいつしかイ・サンイコールに!
そしてベージュ系のシャツとパンツに衣装替えしたイ・サンイが再び登場!
笑いながら「涙と汗が一緒になってます。本当にありがとうございます。ここで今日の思い出に記念写真を撮りましょう」とファンの皆さんと一緒に写真撮影。
「今日のファンミーティングで一番思い浮かぶのは何かというとナンタですね。リハーサルの時はこんなに汗をかきませんでした。大丈夫だと思ってたんですが、力が入ったようです」
という言葉に数々の素晴らしいステージを見せてくれたイ・サンイに感謝の拍手が沸き起こる会場。
「実は今日、別の流行語を周りに聞いてみたんですが、これが一番だと」と連呼した言葉が
「メロい!」でした。
「夜公演があるので本当にステージを降りる時間です。最後の曲をお届けします。これから皆さんにとって誇りになるような俳優でいたいと思います。以上、イ・サンイでした」
エンディングの飾った曲はドラマ「海街チャチャチャ」のOSTから自身が歌った曲「I Hope You’re Happy」。間奏になると日本語で
「皆さん、私のファンミーティングに来てくださって本当にありがとうございます」とご挨拶。

そして歌い終わると直筆メッセージが書かれた紙飛行機を一つ、会場に飛ばし、魅惑すぎるファンミーティングが終了。
イ・サンイがステージを降りるとスクリーンには日本語で書いた自筆の手紙が。
「皆さん私のファンミーティングに来てくださって本当にありがとうございます。
感謝の気持ちを伝えたくて、拙いですが手紙を書いてみました。
良い俳優になります。
ありがとうございます。
-イ・サンイ- 2025.10.05 」
そこにはサインが添えられ韓国語でも「감사합니다」とありました。

トータル時間1時間20分、中身の濃厚さも相まって誰もが大満足だったに違いない、イ・サンイの日本初ファンミーティング。
『グッドボーイ』のオンラインインタビュー、そして『ラブ・イン・ザ・ビッグシティ』でインタビューしたキム・ゴウンが明かしたイ・サンイについてのお話からも、人柄もとても温かく優しく素敵な俳優さんなのだろうと思ってはいたものの、想像の想像以上の方でした……!
和ませトークや歌はもちろん、ボクシングに伝統芸能まで完璧にこなしてしまうイ・サンイのこれからの活躍が本当に楽しみです!
■みんしるプロフィール
韓流ナビゲーター。韓流イベントのMCやラジオパーソナリティーとしても活躍中。初めてハマった韓国ドラマはキム・レウォン主演の『屋根部屋のネコ』。Netflix、Prime Video、Disney+、U-NEXT、Leminoを駆使し毎日のように韓国ドラマを追う日々。さらなる韓国エンタメ情報などはインスタ(@chungminsil/@minsil323)とTikTok(@minsil323)で!
『グッドボーイ』 Prime Videoで独占配信中/提供:Prime Video
【取材・文=みんしる】
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