ソ・イングク、かっこよくてセクシーでワイルドで“エギヤ”! 魅力全部盛りの2年ぶり日本ツアー『SIGNAL』、8000人が大熱狂の最終日感動レポ

第2部:『SIGnature』→『IRO』→「SIGNAL」。一つの“枠”で描く現在地

ドラマ仕立ての映像が流れ、ソファでスプーンでチョコケーキを食べたり、昼寝をする可愛いソ・イングクの映像に会場はほっこり。

まるで王子のよう!

そこに登場したのはオールホワイトコーデのソ・イングク! 純白のジャケットに白いパンツ――まるで王子のような雰囲気の彼に、会場中から感動の声援が飛びます。
第一部のシックでセクシーなオールブラックのスタイルとは一転、柔らかく光をまとうような清らかな装い。大人の色香と少年のような透明感が絶妙に共存するその姿は、ソ・イングクの多様な魅力を証明しているかのよう。

「昼寝」では優しいリズムが流れ出すと同時に、ソ・イングクの声が会場全体を包み込みます。その一音一音に“癒し”と“強さ”が同居し、会場はあたたかい空気に包まれます。


続く「Stupid」では、雨の街角を映し出す映像を背景に、濡れた髪を揺らしながら歌うソ・イングクの姿がスクリーンに映し出されます。
まるで小雨の中で、彼がすぐ目の前で歌ってくれているかのよう――。
その幻想的な世界観に、ファンは息をのむように聴き入りました。

そしてラスト、照明がゆっくりと落ちていく中で披露されたアカペラの一節。
その透き通るような声が静寂の中に響き渡り、会場全体が一瞬にして包み込まれます。
これぞアーティスト・ソ・イングクの真骨頂。
声ひとつで空気を変え、聴く人の心を惹きつける――その圧倒的な表現力を証明するステージとなりました。

続いて「Dawn」へ。都会のビルや公園のベンチなど、夕暮れの映像とともに美しい声が響く会場。まるでソ・イングクと夕暮れの街角を散歩しているような雰囲気に包まれる、幸せな時間。
最新miniアルバム『IRO』からのナンバーを通して、アーティストとしての色彩の深さと、音楽への誠実な情熱を感じさせました。

MCでは、今回の三部作的なコンセプトについて触れます。
「実は、(2024年に日本デビュー10周年を迎えたソ・イングクのminiアルバム)『SIGnature』、(最新miniアルバム)『IRO』、そして今日のこの『SIGNAL』というコンサートまで、1つの枠という形で考えていました。僕の全ての姿をお見せしたい、そういった意図があります。
『SIGnature』の場合にはSEO IN GUK(ソ・イングク)のSIGも入っていますし、『IRO』の場合には僕のカラーをお見せしたい、そういった想いから決めました。そして、『SIGNAL』は先ほど映像でご覧になりましたよね」と、ファンとは心のシグナルで通じ合っているという意味を込めたツアータイトル「SIGNAL」に至るまでの想いを語ります。


「君という季節(日本語Ver)」では、ロマンティックな雪の演出が加わり、ソ・イングクが「僕も愛しています」とファンへ愛を伝え、会場は感動の歓声に包まれます。心を込めて歌うその姿に、ファンと四季折々の季節を巡ってずっと一緒にいたいという感情が伝わってきます。

歌い終えて、雪にまつわるエピソードへ。
「初雪の記憶はよくないんです(笑)。僕が育ったのはウルサン(蔚山)で、雪が降る地域ではなかったので、全身びしょ濡れになって大変でした。外に出なければいけない雪は苦手ですが、暖かい部屋でみかんを食べながら見る雪はきれいですよね。雪は“美しいゴミ”だと思います(笑)。今の東京は気候が最高だと思います。今韓国は寒いでしょうに…僕は寒いのが本当に嫌いなんです」
この天才的な表現に会場は大爆笑! ユーモアと本音が交差する一幕に、会場は温かい笑いに包まれました。


怒涛のラストスパート!日本の名曲カバーも飛び出す神セトリ!

とにかく声がよく、歌がうますぎる

「Right Now」「愛の言葉」で会場は総立ちに!
「皆さん一緒に!」と全身全霊で歌ったソ・イングクが「ほんとにしんどいんですけど(笑)」と笑いながら話すと、ファンは「ファイティン!」と即応援。ニコニコ顔で応えるソ・イングク。
「トナリアワセ」では、左右に揺れるペンライトと優しいボーカルが共鳴。ハートウォームな歌声で会場を魅了。様々な歌色が奏でられる素晴らしいアーティストであることに改めて感心します。

さらに、サザンオールスターズの名曲「TSUNAMI」のカバーを披露するというサプライズも!
深みのある低音から伸びやかな高音まで、彼の声が楽曲の情感を新たに彩ります。

歌い終わると、どうだった? というような表情で、両手を耳に当てて会場の反応を楽しむソ・イングク。
「本当に大好きな曲なんです。オリジナルは日本の曲ですが、韓国でリメイクされた曲もたくさんありますよね。『I LOVE YOU』も…(とワンフレーズを口ずさむ)。韓国版は音節がちょっと短いんです。
それから平井堅さんの『瞳をとじて』でも迷いました。次回、チャレンジしてみたいです」
どんな楽曲も自分の色に染め上げてしまうソ・イングクならではの世界観と表現力を改めて感じさせる一幕も。次回披露されるかもしれない日本語曲、楽しみに待ちたいですね。

「次が最後の曲です」とソ・イングクが語ると、会場全員から「えーーー!!!」という声が。
「無理やりでも作るべき(笑)?それは皆さんのリアクションを見て…」とファンとのやり取りを楽しみ、大歓声があがると「すごく情熱的だ!」と嬉しそうに叫ぶソ・イングク。
本編ラストの「君という花」では、掲げられたスローガンにグッドポーズで応え、感謝の言葉を残して一度ステージを後にしました。

アンコールは“エギヤ”からの神ファンサ

映像が流れ、まさかの「エギヤアレルギー」というフレーズが。
たくさんの人たちに「エギヤ」と呼ばれれば治る…という流れのストーリーの後に、カメラに向かってニコッと笑いながら、みなさん何をすればいいかわかりますね?の文字。笑顔に包まれる会場…そしてそこに¨エギヤ¨ソ・イングクが登場!

まさかのWアンコールまで! ファン想いのソ・イングクらしい演出!

「My Baby U(애기야)」ではオーバーサイズのTシャツに淡いパープルのパンツ、そして背中には透明のリュック。「かわいい!」と叫ぶ客席のテンションは一気に最高潮へ。
「みんな声出せるよねー? 2階負けないぞ! 3階の声を聴かせて! がんばれ4階! ここにいるみんなで!」と楽し気なコールで盛り上げるソ・イングクに観客は大声援で応えます。

「皆さんのおかげでエギヤのこの透明なバッグを背負って出てきました。考えてみたら何年前でしょうか。考えたくないです(笑)。新しい記憶で塗り替えないと! 大阪から始まり、今日が最後の公演です。最高のチーム、最高のバンド、最高のスタッフ、最高の観客に出会えました。本当にありがとうございます!」今も変わらず愛らしい“エギヤ”そのものであるソ・イングクが、ステージいっぱいに感謝の気持ちを込めて、スタッフやファンへ全身で想いを伝えました。


そして「Couple」でシャボン玉が舞う中、客席まで降りてハイタッチやハートポーズをファンと交わし、プレゼントを1階のみならず2階にも投げ入れる超神ファンサ!
温かな余韻を残してステージは終幕――のはずでした。


Wアンコールは「Lemon」から、再び「All for you」へ

鳴りやまないコールにバンドメンバーが会場を煽ります。
まさか…と思ったその時、ダブルアンコールでソ・イングクが再び登場!
米津玄師の「Lemon」をしっとりと歌い上げると、客席には涙を拭うファンの姿も…。
さらに「愛の言葉」「Bebe」「Mint Chocolate」と歌い上げ、本当にWアンコール!?と思わずにはいられない充実の内容!

エギヤでのリュック姿が可愛い! ファンに全力で応えるパフォーマンスで会場はひとつに


そして最後の曲へ…。
ファンが悲鳴にも似た声をあげると、
「本当にもうないです。もうないから(笑)!」と笑いながら、そして名残惜しそうな様を見せ、
「最後の曲なんですけれども、僕が今日のセットリストを見ていて、この曲でラストを飾るのは意味があるなっていう風に思いました。この曲というのは、僕と皆さんが1つになる曲です」と再びの「All for you」へ!

「1階も2階も3階も4階も、本当に愛しています。皆さんが楽しんでくださったなら、僕も本当にありがたいです。また会いましょう!」

何度も「ありがとうございます」と頭を下げ、去っていったソ・イングク。

ワイルドで、セクシーで、情熱的。キュートでピュア。どんな瞬間も自分の色で染め上げる――その唯一無二の存在感に、改めて“アーティスト・ソ・イングク”の底力を見た一夜。
今後予定されているNetflixシリーズ『月刊彼氏』、tvNドラマ『明日も出勤!』では、俳優ソ・イングクとしてまた新たな姿を見せてくれることでしょう。
音楽でも演技でも、常に“今”を更新し続けるソ・イングク。次に届くSIGNALは、どんな色で、どんな想いを運んでくれるのか――その瞬間を、胸を高鳴らせながら待ちたいですね!


●セットリスト(東京・有明ガーデンシアター 11/7)
M1 Don’t Be Jealous
M2 Bebe
M3 Mint Chocolate
M4 空のかおり
M5 Galaxy
メドレー1 運命(『ラブレイン』)
メドレー2 Finding myself(『ナイショの恋していいですか!?』)
メドレー3 花(『明日、キミと』)
メドレー4 star(『空から降る一億の星』)
M6 All for you
M7 Broken
M8 運命の糸
M9 Out of time
M10 昼寝
M11 Stupid
M12 Dawn
M13 Youth
M14 Everlasting Love
M15 君という季節(日本語Ver)
M16 Right now
M17 愛の言葉
M18 トナリアワセ
M19 TSUNAMI(サザンオールスターズ)
M20 君という花
― アンコール ―
M21(EN) My Baby U(애기야)
M22(EN) Couple
― Wアンコール ―
W-1 Lemon(米津玄師)
W-2 愛の言葉
W-3 Bebe
W-4 Mint Chocolate
W-5 All for you


NEWS!
ソ・イングク「2025 SEO IN GUK CONCERT TOUR IN JAPAN [SIGNAL]」の11月7日公演が2026年2月、CS放送「衛星劇場」にてテレビ初・独占放送されることが決定!
過去のライブSEO IN GUK「IN THE X」日本デビュー10周年記念ファンコンサート<大阪公演>は12月7日(日) 午後6:00~、「ソ・イングク JAPAN FAN CONCERT TOUR 2024[Heart UTOPIA]<神戸公演>」は12月7日(日)午後8:00~、いずれも衛星劇場で放映!

(C)THE STAR E&M
【取材・文=レタスクラブWEB編集部YYY】

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